S.M.A.R.T. エラーの恐怖

ちょっと前のことになるけれど、はじめてハードディスクのS.M.A.R.T. エラーを体験した。

ディスクユーティリティを起動したら、いきなりこんな画面が……。

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S.M.A.R.T.というのは、ヨーロッパ生まれのスタイリッシュなコンパクトカー、では当然なくて、ハードディスクが自己診断して故障を未然に防ぐ仕組み(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology 略してS.M.A.R.T.)のことだ。

OS XのディスクユーティリティはこのS.M.A.R.T.に対応していて、ディスクから診断情報を取得して異常があると教えてくれるというわけだ。
しかし、このS.M.A.R.T.というのは必ずしも正確な情報であるとは限らず、エラーが検出されて実際に故障するのは80%程度だそうな。熱がこもった場合などに誤認することもあるという(ようするに読み出し側の問題か?この場合はディスクユーティリティ)。

ざっと調べたところそんな情報が得られたわけだけど、やや気が動転してしまって、これは早くディスクを取り換えないとと思って、そのままキットカットまで走ったのだった。
あとから冷静に考えたら、Onyxでチェックしてからでも遅くなかったなぁと思ったけれど、まあ、仕事のデータが入っているので念には念を入れて、さくっと交換して正解かとは思う。

ついでに、このディスク、今話題のSeagate製だ。
実際には無関係だろうけど、ああいった不具合の情報が出ると次からは買わないようにしようと思ってしまう。コンパクトフラッシュのレキサーのようなものだ。
ちなみに今回買ったのはウェスタンデジタル製。

さて、ディスクのほうは交換してしまったので本当に故障するかは謎のままになってしまったけれど、ハードディスクというのは消耗品だと思ってこまめに交換するくせをつけないとなぁと思った次第。

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