さあ、わが家にもいよいよビデオが撮れるカメラがほしい！ ということで、やってきたのはパナソニックのGF1。
もともと根っからのオリンパスファンなのだけど、マイクロフォーサーズに関しては、いままでのモックから一転して急にPEN持ち出して来るなど、どうも軸足がぶれてる感じがしてE-P1は見送ることにした。PENはあの時代にあのコンセプトだったからウケたわけで、デジタルの時代になって外装だけPENに似せてるというのは、「PENのフィロソフィー」でもなんでもなくてだたのノスタルジー。ぜんぜん感心しない。

E-P1のことはさておき、GF1の話。
ただの四角でのっぺらぼうだけど、よくいえばシンプル。グリップの銀モールとメッキ感溢れるレリーズボタンを除けば、スタイリングはE-P1よりGF1のほうが好みだ。
しかし、こちらはこちらで、家電メーカーな操作感が随所にあって、良くも悪くもコンパクトカメラの延長という感じだけど、これはもう我慢するしかない。
上の写真のように、マウントアダプタでMレンズを装着すると、なかなかよく似合う。

なかなか時間がとれなくて、設定を煮詰めたり、テストしたりというのが不十分だけど、とりあえずGF1の動画をいくつかどうぞ。

AVCHD Liteは、いまのところFinal Cut Expressで取り込むと、2倍速になってしまうという問題があるようで、上のムービーは取り込んだあとで1/2倍速に調整して書き出している。
いろんな手間を考えると、現状ではAVCHD LiteよりMotion JPEGで撮ってiPhotoで管理するほうが手軽かなぁと思っている。

それから残念なのは、動画を撮るときは感度が自動的にオートになるようで、画面の明るさが変化すると感度で調節するようになっていること。これでは、意味がないんじゃないかと……。
まあ、基本フィックスしか撮らなれば問題ないのだろうけど。

そんなわけで、しばらくムービーばかり撮りそうな予感。