RICOH Caplio GX8
6月の初めにEPSONのR-D1を手放してから、普段持ち歩くカメラがなくなってしまったので、リコーのGX8を買った。
リコーのデジタルカメラは、安い・早い・ダサいの3拍子揃ったカメラだといわれるけれど、実際に使ってみると、なかなかどうして使いやすい。たしかにお世辞にもスタイリッシュなデザインとはいえないながらも、撮る道具という感じの精悍さはあると思う。
さらに、アクセサリーシューもあるので、フォクトレンダーの外付けファインダーも装着。実は液晶画面を見て撮影することがほとんどで、あまり使うこともないのだけれど、格好も大事かなと。
それに、IXYだとか、LUMIXだとか、CyberShotだとかいったいまどきな感じじゃないところがなにより一番いい。でも、Caplio(キャプリオ)っていう名前はどうかと思うけれど……。
このカメラ、コンパクトのくせに無駄に800万画素もあって、ちょっと手に余るので普段は500万画素モードで撮っている。画素競争よりももっと他に改良することがあるだろうと思うけれど、時代の流れにはかなわない。
巷では、ノイズまみれとか、造りがちゃちだとか言われてるみたいだけれど、カバンからさっと出してスナップをとるのには充分。
GR1のデジタル版も今年中に発表になるみたいで、今後の展開をちょっと楽しみにしている。