「トニー滝谷」を観に行ってきた
今日は仕事を早くに切り上げて、京都のみなみ会館へ「トニー滝谷」を観に行った。
実は、今日は彦根の花火大会で、彦根は浴衣姿の人たちでごった返していたけれど、ぼくは人の流れに逆流して京都へ。
7時半に彦根から電車に乗って、9時からの上映。たまには、こういうふうに平日の夜に出かけるもの悪くないなと思った。めったに電車に乗らない生活になって久しいので、ぼーっと考え事をする時間があるというのもなかなかいい。
みなみ会館ははじめてだったけれど、とても雰囲気のいいところで、気に入ってしまった。夜に通うのがくせになりそう。
肝心の映画は、非常に淡々としたもので、とってもいい雰囲気だった。原作にかなり忠実な脚本で、だけど最後は監督の味付けが入ってるっていう感じ。
もう一度、小説を読み直してみたいところだけれど、本棚を探したら「レキシントンの幽霊」がない……。たしかに買った記憶はあるのになぁ。
とにかく、映像のトーンとか、淡々とした雰囲気とか、とってもステキな映画でした。
ところで、映画の中でトニー滝谷がボウルにいっぱいのサラダに塩をかけて食べるというシーンがあって、ぼくも帰りにコンビニでサラダを買ってきた。
塩をかけて食べようと思っていたのにうっかりドレッシングも買ってしまうあたりが間抜けなのだけれど、買ってきたドレッシングは使わずに塩だけで食べた。病みつきかも。
それはともかく、なんと影響されやすいことか……。