ヨドバシと「ユナイテッド 93」

さてさて、ネットカフェで一晩過ごしたあと、京都から梅田に繰り出した。
ほんとはまっすぐ帰るつもりだったのだけど、ついだらだらと。

梅田といえばヨドバシカメラ(もっとほかに行くとこないんかいっていう突っ込みはなしね)。
ヨドバシって物欲の城みたいな感じでいいですね。デジタルカメラのコーナーには(もちろんそれ以外にも)ものすごい人が群がってましたよ。
で、さらっとカメラを見て、暗室用品をいくつか買って、ついでにゴールドポイントカードの店頭とネットのポイントを一緒にする手続きをした。これで、いままでためたポイントがネットで使えるようになる。

そのあと、せっかく都会に出てきたということで、映画を観て帰ることにした。
観たのは「ユナイテッド 93」。9.11の4機目の飛行機の中で起こったことを再現した「ドキュドラマ」だ(この呼び名はパンフレットに載っていた)。
実はぜんぜんこの映画の存在を知らなくて、予備知識も全くなしで観たのだけど、これがものすごい迫力だった。
「迫力」というと語弊があるけど、とにかくものすごいリアリティ。全編に渡って酔うような手持ちのカメラワークがよりいっそう現実っぽさを引き立てる。
ぼくは最初から最後までずーっとドキドキしながら観ていた。もちろん史実として結末は知っているわけだけど、次になにが起こるのかわからない緊迫感の演出がすごかった。
全体的には、大統領や米軍の対応の遅さを浮き彫りにするように描かれていて、米政府に対する批判が込められているように感じられたけど、もはや誰が悪いという話の次元を超えた事実が、人間模様が悲しかった。

ちょっとジャンルは違うけど、「ノー・マンズ・ランド」を思い出した。
あの映画は少しコメディータッチなところがあるけど、逃れられない世界の理不尽さに溢れているという点では似ているような気もしないでもない。

ともかく、ぼくの下手な説明より実際に観てください。


そんなわけで、この連休はたっぷり満喫したというわけでした。
さあ、明日から働きますよ >誰となく

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