世の中そんなに甘くない?
「ウェブ進化論」の梅田望夫さんが自身のブログでとてもいいことを書いておられたのでメモ。
こんなまともなことを言う大人の人、久々に見た。
って、梅田さんがおそらく語りかけている対象であるはずの若者のぼくがそんなこと言うのもなんだけど。
ぼくは常々、「世の中そんなに甘くないよ?」という大人の人は信用ならないと思ってきた。
本当につらい思いをしてきて親心からそう言うならともかく、たいていこの言葉が使われるときの文脈というのは、「なんて生意気なことを」とか「そんなことしてなんになるの?」とかそういう場面が多いからだ。でもそれって、自分の地位・立場を守りたいがためだけの言葉なんじゃないか。
だから、ぼくが「大人」という言葉を使うときには、いつもある種の軽蔑が含まれている。そんな大人になるくらいなら子供のままのほうがましだ。
ずっとそう思っていたから、梅田さんのような人がこんなことを言ってくれるのはほんとうにうれしいし、逆にそうだそうだ!なんて言ってる場合でなく、真摯に受け止めなければならないことだと思う。
だけど、かといってすぐに行動に移せない自分がいるのも確かなわけで……。
なるほど、人はそうやって大人になっていくのか。
そんな大人になんかなりたくないけど。