今日届いた何か - ブロニカ ETRSi
あまりにも安かったので衝動買い。
ブロニカの645判一眼レフETRSiだ。
ハッセルを手放すとき、「もう決してハッセルは買わない」と心に誓ったのだけれど、ハッセル型の撮影スタイル——左手の掌でカメラ底部を包み込み、右手でフォーカス、左手でレリーズ——がやっぱり好きだ。ローライだと左にフォーカスノブがあるため1カット撮るごとにカメラを持ち替えなければならないのだ(もちろんローライはローライでいいのだけれど)。
このところローライにカラーネガを詰めて持ち歩いていて、中判熱が再燃してきたところだったこともあって、このカメラを見つけた瞬間、こりゃ買うしかないと思った。
645判のウェストレベルといえば、ほかにはマミヤの645PROがある。
たまにネットで中古を見つけては、いいなぁと思っていたのだけれど、いまいち決定打に欠けてる感じがした。
ブロニカはといえば、そのときはまったく眼中になかった。一部の熱烈なマニアを除いて、多くの一般的なカメラ好きの人が思っているように、ぼくもブロニカに対してはあまりいい印象がなかったのだ。
しかし、今回は値段にやられてしまった。
ボディと標準レンズ、120フィルムバックがセットで29,800円! 驚きのプライスだ。
しかも、程度も思ったより全然悪くないうえに、カメラ自体の造りもしっかりしていて非常によい。
いままでのは偏見でした。善三郎さんごめんなさい。
さっそくテストを兼ねてモノクロを1本通してみた。
明日の朝現像する予定。
さすがに新しい機材が来ると写真欲が湧いて非常によろしいことです。