バックパッカーから足を洗って丸8年が過ぎようとしている。

当時デジタルカメラを持って旅をしている人はほとんど見かけなかったけれど、おそらくいまなら逆に、フィルムカメラを持っている人を探すほうが難しいくらいだろう。
さて、もしもいま、再びアジアを旅するとしたら、どんなカメラを持っていくだろうか。

8年前、2000年から2001年にかけての旅では、おもにライカM6を使った。このカメラは途中の中国で手に入れたもので、それまではHEXAR RFと、さらにペンタックス LX。押さえとしてオリンパスXAを持っていった。
レンズは、一番広角なのがペンタックスのFA★ 24mm F2、その次にM-Rokkor 28mm F2.8、標準はFA 43mm F1.9 LimitedとSummicron 50mm F2、望遠はElmar 90mm F4というラインナップ。

基本的には、普段は標準レンズ1本で、引きが足りないときに広角を使い、ごくたまに望遠もという感じだ。
長らくこのスタイルで撮ってきたので、50mmと28mmの2本の組み合わせが一番しっくり来る。できればこの2本をレンズ交換なしで2台のカメラで使えるとベターだ。
旅ののちに手に入れた機材でいうと、M5にSummicron 50mm F2（3rd）とM4-PにElmarit 28mm F2.8（2nd）という組み合わせになる。

では、これを現在のデジタルで置き換えて旅に出るとすると……

旅には防塵防滴のオリンパスというのも悪くない選択肢だけど、やはりレンジファインダーを使いたいからR-D1sで。
レンズは、135換算60mmになるM-Rokkor 40mm F2と135換算42mmになるElmarit 28mm F2.8のどちらか、もしくは両方。さらに、広角はSuper Wide-Heliar 15mm F4.5（借り物）という手もあるのだけど、頻繁にレンズ交換したくないので、別のカメラボディがほしいところ。
そうなると、GR DIGITALかDP1（未入手）だ。しかし、せっかく外国に行くのに撮像素子の小さなGRではもったいないのでここは奮発してDP1か。
もしも、マイクロフォーサーズのオリンパスのモックのモデルが発売になれば、アダプタでUltra Wide Heliar 12mm F5.6をつけて換算24mmというのも悪くないけど、これは未発売なのでパス。

というわけで、まとめると次のようになる。

• R-D1s・M-Rokkor 40mm F2（135換算60mm）・Elmarit 28mm F2.8（135換算42mm）
• SIGMA DP1（135換算28mm）・LX3用のワイコンがあればなおよし

なにが言いたいかというと、とにかくDP1がほしいというそれだけの話なのだけど。

これだけあったら、なにも迷うことなく心置きなく旅が楽しめる（と思う）。
あ、あと、エプソンのフォトストレージもほしいかも。

という、妄想物欲ネタでした。

以下、物欲リンク