モノクロのトーンっていいですね


OLYMPUS E-1 14-54mm F2.8-3.5

先日竹生島に行ったときの、帰りの船から。モノクロのトーンがきれいでいい感じかなぁと。
ちなみにこの写真は、カラーからチャンネルミキサーでモノクロにしたのだけれど、あまりにもめりはりがなかったためにトーンカーブでコントラストつけて、焼き込みツールでハイライトを押さえた。なんか、ほんとに暗室でプリントしてるのと同じ感覚。
焼き方ひとつでなんでもない風景がきれいなトーンの光景になるというのは、まさにモノクロ写真の醍醐味だなぁと思った。それは、デジタルになっても同じ。

どこかで、「最近写真はじめた人は、現像液の中で像が浮かび上がってくるときの感動を味わえないんだろうなぁ」っていう話を読んだけれど、ほんとにそうだと思う。ぎりぎり銀塩時代に引っ掛かっててよかったなぁと。あの感動は決してデジタルでは味わえないし、あのときのプリントの感覚がデジタルになっても生きているじゃないかなぁ。

とはいえ、デジタルはデジタルで、(特にモノクロは)スキルアップしていかなきゃいけないのも事実なのだけれど……。最近コダックブルーに気を取られてしまってるので自戒の念を込めて。

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