故郷の風景

元旦の朝、無事広島の実家に帰省し、1晩だけ泊まってまた滋賀に帰ってきた。
年末に宣言した通り、この正月はフィルムスキャナF-3200で今までのネガを丸ごとデジタル化してしまおうと企んでいる。

が、6、7年分のネガが数日で全部スキャンできるわけもなく、作業は非常に難航……。
たぶんこのぶんだと3ヶ月くらいまったく他のことをせずに毎日せっせとスキャンしないと全部終わりそうにない。

スキャナの使い勝手とか、スキャン画像の解像感とかいったことも書きたいところだけれど、そんな時間もないので、
とりあえず以前に撮影した実家の景色でも載せてお茶を濁しておくことにする(2007年もあいかわらず本題に辿り着けずにお茶を濁してばかりの予感)。




Rolleiflex 3.5F / Xenotar 75mm F3.5 / Tri-X

ブローニーもスキャン可能なスキャナなので本サイト初登場となるローライフレックスのネガから。2003年に撮ったものだ。
ぼくの故郷は、広島といっても東の端、福山の近くだ。先の市町村合併で晴れて(?)福山市となった。最近でこそ、JR西日本のDiscover Westの広告などでも取り上げられているみたいだけれど、ぜんぜん観光地という趣のない町だ。

この写真を撮った場所はうちのお墓があるところで、正月にお墓参りに行くときにはよくカメラを持って行って写真を撮っていた。
2004年にはR-D1にズマロンをつけて撮っていたので同じ風景だけどついでにもう1枚。




EPSON R-D1 / Summaron 35mm F2.8

ちなみにわが家はこの写真でいうと右下あたりに見える小学校のすぐそばにある。

故郷の写真って、ほんとは真剣に取り組んでみたいと思うのだけれど、いざやるとなると気恥ずかしくてなかなか撮れないものだ。ほかにも、通っていた中学校や高校の周辺とかいった自分の生い立ちを辿って写真を撮るというのもいいんじゃないかと思う。
ま、こういうのって言っておきながら全然取り組まないのが常なのだけど。

最後に、わが家の猫「マサル」(名前の由来は「すごいよ!!マサルさん」から)。




PENTAX 645 / A120mm F4 Macro(たぶん)/ NEOPAN SS

これは2000年の1月撮影。ペンタックスの645を使っていたときのものだ。
マサルもこの写真ではふっくらしているが、それも6年前のこと。いまではすっかり年老いてやせ細ってしまった。

このときには他にも尾道の写真をたくさん撮っているので整理してギャラリーで掲載したいと思う。

というわけで、どうにかスキャン作業も進んでいるのだけれど、肝心の旅の写真には辿り着けていない。
明日からもせっせとスキャンに励む予定。

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