映画「雲南の少女 ルオマの初恋」
2002年に雲南省元陽を舞台に撮られた映画「雲南の少女 ルオマの初恋」がこの夏日本で公開されるらしい。
元陽といえば、このブログでも出てきているのでご存知の方もいらっしゃるかと思うけれど、雲南省の省都昆明から南に300kmほどいったところにある棚田の町だ(以前の記事はこちら)。
このあたりはハニ族と彝族の自治州で、映画もハニ族の少女が主人公になっている。
ちなみに、「元陽」は中国語で「ユエンヤン(Yuanyang)」と読むのでぼくらも「げんよう」と言わず「ユエンヤン」と呼んでいた。
元陽に関しては写真家の青柳健二さんが詳しいのでそちらをどうぞ。
さて、この映画、予告編を見るかぎり、かなりよさそうなのだけれどどうなんだろうか。この手の映画でいくと「山の郵便配達」とか「初恋の来た道」並みの傑作なんじゃないかとひそかに期待している。
が、しかし、劇場情報を見ると関西での上映がない……。
6月から東京都写真美術館でスタートするようなので、リベンジを兼ねて東京行ってみようか?
追記
2000年にぼくが行ったころは外国人観光客なんて1組か2組くらいの鄙びた町だったのだけれど、いまはこんなふうになっているらしい。
ここのビューポイント(勐品)は市街地からけっこう離れているので、ぼくは普通のバスに乗って途中で降ろしてもらって、ひとっこひとりいない幹線道路を歩いて辿り着いたのを覚えている。
いまでは観光バスが往復してるんじゃないだろうか。
町には外国人が泊まれる招待所がひとつかふたつあったが、ちょうどそのころ香港人バックパッカーのタムというお兄ちゃん(青柳さんとも仲良しらしい)がゲストハウスをはじめところだった。
きっと彼の宿はいま大繁盛しているに違いない。
というわけで、懐かしネタを書いてしまったけれど、やっさん見てますか?