学生時代は、実家に帰るときは専ら「青春18切符」を愛用していたのだけれど、働くようになってからはずっと新幹線に乗っている。
で、貧乏性なので、いつも自由席オンリー。しかし、今回は普通車両の指定席を利用してみた。JRの主要駅には、「みどりの券売機」なるものがいつの間にか登場していて、その券売機で指定席も取れるようになったらしい。
使ってみたら、これは便利。乗り継ぎの切符も指定席で取れる。しかも、気に入った列車がなかったら、何度でもリトライできる。ネットで乗り継ぎ情報を調べている感覚。

行きは「みどりの券売機」で買って、帰りの切符はネットで予約できる「e-5489」を使った。こっちは、ブラウザを使うという点で制約は多いけれど、それでも、リアルタイムに混雑状況がわかるし、駅に行かなくても切符が買えるので、ぼくみたいに駅から遠いところにすんでいる人にはかなり便利。
ただ、サービス自体は悪くないのだけれど、システムのインターフェイスとしていただけない点も多々あった。たとえば、8桁のユーザIDが割り振られるとか（普通はメールアドレスで識別するか、任意のIDを選べると思うのだけれど）、いったん列車を選択したら戻れなくなって、ログアウトしてもう一度最初からやり直しになるとか……。
このあたりは、プログラマーの怠慢かな、と。

ともあれ、便利な時代になったものです。これで、今度から帰省の度に新幹線の混雑状況を気にしなくてもよくなりそう。

写真は、帰りに福山駅の新幹線ホームから撮った福山城。