キーボードに梅酒をぶちまけた

おとといの土曜日、昼過ぎくらいからスキャンとレタッチをしようと思って、自宅でMacの前に向かっていたのだけれど、電話がかかって出ようとした拍子に、テーブルに置いてあったグラスいっぱいの梅酒をキーボードの上にぶちまけてしまった。

昼間から梅酒を飲んでいるのが悪いのだけれど、これがまたお恥ずかしいことに今月は財政難なのでビールのかわりに実家からもらってきた梅酒を飲んでいたわけで、これが水だったなら、完全に乾くまで待ってばよかったのだろうけど、梅酒なだけにたちが悪い。
まあ、しかし、休みの日にコンピュータに向かって水を飲むということはあまり考えられないので、それが梅酒でなくてもビールであれコーヒーであれ同じく大惨事になったであろうことだけは変わりないので、もはやどうしようもなかったわけだ。

さて、水浸しになったキーボードを本体から外してとりあえず風呂場に持っていってみた。
傾けると中に溜まった水がぽとぽとと流れ出てきた。アップルのキーボードは筐体が透明なので中に溜まった梅酒が見える。たぶん中身はベタベタになってるだろう。
こうなったら分解するしかない……。

いままでキーボードの掃除の際にキートップを外したことはあるけれど、本体自体を分解したことはない。
ひとまずキートップを全部外してみたが、やはり液体はそのさらに中に入っているようだった。


キートップを全部外したところ


本体の裏側を見ると、小さなトルクスねじで3ヶ所止められていた。ここを外せば分解できるはず。
トルクスドライバーのかわりに手元にあったマイナスドライバーを当ててみたら見事サイズが合って3ヶ所のねじを外すことができた。
これでキートップがはまっている土台部分(いわゆるキーボード本体)と外側の筐体部分が分離。筐体にはUSBの基盤があって、そこにキーボードのフレキシブルケーブルが直接刺さっていた(ちょっと文字では説明しにくいのだけど)。


さらに分解してばらばらに


筐体部分はさらにねじを外すことで透明アクリルと白のプラスティックとに分かれたので中に溜まった梅酒をきれいに拭き取ることができた。
キーボード本体部分もきれいに拭いて、これで万全だろうと組み直してMacに繋いでみると、どれかひとつのキーが押しっぱなしになった状態でうまく動作しないではないか。

せっかく組み直したのに、また同じ手順でばらす。
どうやらキーボード本体部分の中にも水が入ってしまっているようだった。

キーボード本体の裏側は30ヶ所くらいねじ止めされていた。
これを全部外すと、中から出てきたのはフレキシブル基盤だった。




中から出てきたのはこんな感じのフレキシブル基盤

この基盤は、2枚のシートが重なっていて、キーを叩くと2枚の基盤の接点が接触してどのキーを押したかの信号が得られる仕組みになっているようだった。ふーん、なるほど。

で、けっきょくのところこの2枚のフレキシブル基盤の間に梅酒が入ってしまったのが誤作動の原因だったようだ。
隙間に溜まった水をすべて拭き取ったら、無事正常に動作するようになったのだった。


というわけで、ちょっとした不注意から土曜日の午後を丸ごとキーボードの分解に費やしてしまったわけだけど、おかげでキーボードはきれいになったし、キーボードの中身がどうなっているかがわかったのでよしとしよう。
みなさんもコンピュータの前での飲食にはくれぐれも気をつけましょう。とくにノートだと致命的なんじゃないかと思われるので。 >誰となく

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