山の神

土曜日に、甲賀の神社巡りをしてきた。
前に、週末に広角レンズが必要だと書いたのは、実はこの撮影のためだった。




RICOH GR DIGITAL + DW-1

甲賀一帯には、神社と一緒に山の神を祀っているところが多くある。
祀り方は様々で、なかにはまるでアジアじゃないかというような非常に興味深いものもあった。

ぼくが研究しているわけではないので(というかぼくが研究者なわけがない)、いまの時点では知識としてこんな感じのことしかいえないのだけれど、とにかくおもしろかった。

ぼくはいままで行き当たりばったりで写真を撮ってきたけど、こういうアカデミックな撮影っていうのも悪くないなぁと。

このあたりの話は、のちほどまとまったときにまた紹介できるかもしれない。

M5でカラーネガ


Leica M5 / Elmarit 28mm F2.8 (2nd) / Konica JX100

M5テスト撮影の中から1枚。
カラーネガで撮って、DiMAGE Scan Elite 5400 IIでVueScanを使ってスキャン。しかし、VueScanでカラーネガをスキャンするのはいまいちよくわからない。なんか色もいまいちぱっとしないし……。

画面に太陽を入れた意地悪な構図だけど、エルマリートの第2世代は思ったより逆光にも耐えれるようだ。




Leica M5 / Elmarit 28mm F2.8 (2nd) / Konica JX100

コシナレンダーの外付けファインダーが少し右上がりのようでほとんどのカットが傾いてしまっていた(実は銀塩で使うのははじめて)。
ま、テストなのでこのまま掲載することにする。

それはともかく、レトロフォーカスになったとはいえディストーションも最小限に抑えられているようでひと安心。GRよりも断然歪みが少ないんじゃないかと思う。

しばらくは、M5にズミクロン50mmとM4-Pにエルマリート28mmの組み合わせで使っていくつもり。

鳥居本駅で世界一長いコンサート


GR DIGITAL + DW-1

近江鉄道鳥居本駅の駅舎で、ギネス記録に挑戦する世界一長いコンサートというのが開かれている。
3月23日からはじまって、ちょうど明日の午前10時で世界記録の182時間を更新するようだ。

昨日の夜ちらっと見に行ったときに撮ったのが上の写真。手すりの上に固定して8秒の長時間露光。ぼくは鉄道ファンとかじゃないけれど、夜の鉄道というのも悪くない。

ちなみに、下の写真がコンサートの様子。
局と曲の間は何分以内、バンドの交代は何分以内というのが細かく定められているらしい。
演奏するほうもだけど、スタッフもたいへんそうだ。




GR DIGITAL + DW-1

明日、無事記録更新できることを祈りつつ……。

梅の花


OLYMPUS E-1 / ZD 50mm F2 Macro

なかなか月曜日、M5を買いに行くの続きが書けないので先週の写真でお茶を濁してみたり……。しかもちょっと後ピン。

彦根城の梅は見頃を過ぎて散りはじめたようだ。去年は4月1日に撮りに行ってまだかなり咲いていたから、今年はずいぶん早いということになる。
桜のほうも、すでに関東では満開を迎えているところもあるようだ。彦根の桜はというとちらほらといったところか。ちょうど今日が開花予想日だった。


で、M5の続きをあまり引っ張るのもなんなので、とりあえず写真だけでも。




OLYMPUS E-1 / ZD 50mm F2 Macroで撮影

スーパーアンギュロンからまわりまわった揚げ句、結局このレンズに辿り着いた(たぶん前の記事ではM5しか書いてなかったですよね)。
そのレンズとは、第2世代のエルマリート28mm。

なんだか小出しに書いてるうちに前後関係がわけわからなくなってしまってると思うので、ちゃんと「月曜日、M5を買いに行く 2」を書こうと思う。


ちなみに「月曜日...」のタイトルはスガシカオの「木曜日、見舞いにいく」に引っかけたつもりだったんですけど、誰か気づきました?

Apertureとグラフィックカード

最近仕事で使っているG5の調子が悪い。
昨日なんか、起動してしばらくしたら特に高負荷をかけたわけでもないのにカーソルがレインボーになって、さらにそのままフリーズしてしまうというのが何度か続いた。
画面丸ごとフリーズなんてOS 9じゃあるまいし……。

インストールCDから起動して、ディスクユーティリティで診断しても特に悪いところはないみたいだった。
というか、こともあろうにインストールCDから起動している最中にフリーズしてしまった。
こうなると疑わしいのはハードウェアだということになる。

中を開けてみたらグラフィックカードがものすごく熱くなっていた。
どうやらこいつが原因のようだ。
このグラフィックカードは、Apertureを導入する際に交換したRADEON 9800 Proだ。最初に載っていたFX5200(だったと思う)は、Apertureのシステム条件から外れていたのでわざわざ買い替えたのだった。

Tigerになってから、いままでCPUが行っていた画面描画の演算をグラフィックカードに任せるようになったというのをどこかで読んだ気がするが(たぶんCoreImageのことだと思うけどうろ覚え)、そのあたりとなにか関係しているんだろうか。

ウズラ卵なら目玉焼きが焼けそうなくらい熱くなったRADEONを取り外してもともとのFX5200に戻してみたら、なんのことはない、さっきまでのフリーズはなんだったのかというくらい安定して動作するようになった。

なんだかなぁと思いながら、試しにApertureを起動してみたら、すんなり立ち上がった。
アップルのサイトを見たところ、どうも1.5にアップデートされたときにシステム条件が下がったようでFX5200もサポートされているという表記になっていた。
しかも、RADEON 9800のときよりもFX5200のほうがApertureがさくさく動くではないか!

実際に時間を計ったわけではないので、ほんとうにFX5200のほうが速いのかはわからないけれど、体感的には前よりいくぶん軽快な感じがする。
もっとも、グラフィックカードよりもCPUパワーやメモリの量のほうが影響は大きいだろうから、たまたまストレスなく動いただけなのかもしれないのだけど。

そんなわけで、しばらくFX5200のままで使ってみようと思っている。
ただ、いずれにしても、ユニバーサルバイナリ化されたApertureの動作速度に関しては、PowerPCがいくらがんばったところでIntelには及ばないようなので、本気でApertureを使うならインテル入ってるMacに移行しなきゃならないというのが実のところ。
ちなみにインテルMacでApertureを動かしたら、恐ろしいくらいにスムーズで、これは実用になるなぁという感じだった。

実は仕事以外では、すでにインテルMacでApretureを使っていたりするのだけど、その話はまた今度。

GR D用ワイコンとCCDのゴミ

M5の続きはまた別に書くとして、実はそれより前にGR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズを買った(買ってばっかりだ)。

以前に、「春なので21mmあたりの広角が欲しい」と書いたのだけれど、E-1用に11-22mmのズームを買うか、*ist D用にDA 14mmを買うか、はたまたスーパーアンギュロンか……というところで迷っていた。
実際に手に入れたら手に入れたで、おそらくほとんど使わないだろうという自信もあったので、ここはひとつGRのワイコンで21mmを試してみてから考えようと思った。

で、さっそく手に入れたわけど、21mmというのはかなり広い。実はぼくにとっては人生初21mmだった。
いままでそんな広角の必要性を感じたこともなかったし、それにライカを使っていたときは21mmというと必然的にスーパーアンギュロンしか選択肢がなくなってしまうので(そのころはコシナレンダーのスコパー21mmは存在しなかった。アベノンはあったと思うけど)、無理だとあきらめていた。
一番広角だったレンズはペンタックスのFA☆ 24mm F2だった。このレンズでさえ画角の広さを持て余してしまって、結局広角からは遠ざかっていたのだ。

さて、そんな人生初の21mmでさっそく撮ってみたのだけれど、何枚か撮るうちに気がついたら背面の液晶モニタにシミのようなものが出るようになった。撮った写真にもはっきりとシミが見える。
絞ってみたらさらにそのシミは大きくなった。




GR DIGITAL + GW-1 with ゴミ

ご覧の通り、かなり大きなゴミが写り込んでいる。これにはまいった。
ちょうど今週末ある撮影に使おうと思っていただけにショック。

今週末に間に合わせるには、平日の昼間に大阪のリコーへ即日修理に出すか、それとも……。
そこでひらめいたのが「あの」レンズだったわけなのである。

なんとなく昨日のM5の話とつながりそうなので、明日に続く。

月曜日、M5を買いに行く


OLYMPUS E-1 / ZD 50mm F2 で撮影

気がついたら、「24回払いで」という言葉を口にしていた、よく晴れた日の夕暮れのカメラ店……。

毎日書こうと思うことを書かないまま今日になってしまったので、なんの脈絡もないように聞こえてしまうけれど、ともあれ、今日M5を手に入れた。

M5といえば、露出計がついて大きく重くなってちょっと不細工になってしまったライカ。自分の人生に最もかかわりがないだろうと思っていたライカ……。
しかも、M2を手放してから、もうクロームのライカは買わないって心に誓ったつもりだったのに、いま手元にシルバークロームの美しいM5がある。

今日は天気がよかったから、今日しかないと思った。
あまりにも天気がよかったからライカを買いに行こうと思った。人生の中でそういう日があってもいいんじゃないか……。

まるで思いつきで買ったかのようなことを言っているけれど、本当はそんわなけではない。
少し前から久々にライカウィルスに侵されて、日常生活もままならいほどだったのだ(かなり大げさ)。

ぼくは常々、カメラは黒い方が断然かっこいいし、M5のように大きくて不細工なスタイルは好みじゃないと思っていた。
シルバークロームのM5というのは、いままで一番遠くにあったはずのライカだった。
しかし、ふとした拍子にシルバーのM5のことが書かれたネットの記事を見かけて、それから虜になってしまった。いままでなんとも思っていなかった同級生の女の子があるときから急に気になりはじめたような、そんな気分だ。

気になりはじめたら、もう止まらない。
ネットでM5のことをいろいろ調べて、在庫がありそうなお店も探した。
そして、思い出した。
そういえば、彦根のキタムラにシルバークロームのM5があったじゃないか……。

と、ここまで書いて力尽きてしまった……。続きはまた明日。

先日彦根城で撮った写真の中から。




OLYMPUS E-1 / ZD 50mm F2 Macro

春になるとどうもマクロレンズの出番が多くなる。特にこれからの桜の季節はなおさらだ。
普段はなんにも思ってないくせに、春になると花でも撮ろうかという気になるのだ。

ま、それはそれで悪いことではないのだけれど、月並みに花の写真を撮ってもおもしろくないので(上手くとれないというものある)、苔の写真。苔は思ったより奥が深そうだ。


ところで今日はプロビア100Fの5本セット+1本おまけを買ってきた。
本格的に銀塩回帰しようと思っている。

最近では、ここぞというときにデジタルだともったいないなぁと思うようになった。
渾身の1枚はフィルムで撮っておかないと惜しい気がするのだ。
逆に、なんでもない写真はをフィルムで撮るともったいないとも思う。
記録はデジタルで十分。フィルム代も現像代もバカにならないし。

ということは、たくさんカメラを持ち歩かなければならなくなってしまう。
デジタルにポジにモノクロに……。
欲張り出したらキリがない。

そう考えると、学生の頃、なにも迷うことなくモノクロ一筋だったころが一番よかったんじゃないかと思う。
最短撮影距離は70cmで十分。マクロレンズなんてもっての他。
ライカ2台(贅沢)にモノクロフィルムを詰めてただひたすら撮る……。

もう一度そういう写真生活に戻りたいような気もするけれど、プロビアを6本も買ってる時点でぜんぜん説得力ないよなぁ。

カラス

久々に写真をアップ。昨日撮ったカラスの写真。




OLYMPUS E-1 / 14-54mm F2.8-3.5

昨日から、国宝・彦根城築城400年祭がはじまった。
祝日ということもあって、会場には多くの人が詰めかけたようだ。

ぼくも、久々にカメラを持って、たくさん写真を撮った。ライカも出動した。
こういうふうにたくさん写真を撮るときは、レンズ交換をするよりカメラ2台にそれぞれ広角と標準をつけてカメラを交換して撮るスタイルのほうがいいなぁと実感した。

春なのでレンズがほしい(春じゃなくても年中ほしいのだけど)。
いまのところ21mmあたりの広角が1本あったらなぁと思っている。

今日の懐かしキャラ

ハリエット・セイコンさん

デイビッド・シルモラーさん


ついでに神保ひさたけ先生(字は失念)。

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