続・西駒とうふ店

先週末に西駒とうふ店に行ってきたのでレポートを少し。

本邦初公開の西駒とうふ店の店内はこんな感じ。
明るく白を基調にした清潔感に溢れる店内。入って左手に豆腐などの商品が並んだショーケースがあって、奥がレジになっているというシンプルなレイアウトです。
ガラス張りになっているのでお店の奥で店主が豆腐を作ってる様子も見れますよ。



こちらは定番のとうふ 200円。

写真には写っていませんが、入って右側にはアップライトのピアノ(これは以前に運んだあのピアノです)もあって、お客さんのいないときには店主が弾くということですが、いまのところ忙しくて弾いてるひまはないそうです。

ぼくが訪れたのは夕方5時くらいだったのですが、もうすでにほとんどの商品が売り切れでした。
しかもその後1時間くらいの間に残りの商品も全部売れてしまって閉店1時間前にして完売という盛況ぶりでした。
特に人気のがんもどきや厚揚げなどの揚げ物は昼過ぎにはなくなってしまうそうなので、揚げ物がお目当ての方は早い時間帯に行ったほうがよいかと思われます。

それから、右の写真のうしろのほうに見えるおからは無料で持って帰り放題だそうですよ。

まだまだ魅力を伝えきれてないと思うんですが、ひとまずレポートはこんな感じで。
ということで、もうすでに行った人もまだの人もぜひぜひ西駒とうふ店へ。

タイでクーデター


Minolta X-700 / MD50mm F1.4 / Tri-X

朝ネットのニュースを見て驚いた。タイでクーデターがあったらしい。

軍によるクーデターといえば、1999年にパキスタンでムシャラフ大統領(当時は将軍?)が起こしたのが印象に残っている。
ぼくらのように平和ボケをしている国民にはよくわからないことだけれど、2000年にパキスタンに行ったときはいたって普通で、むしろムシャラフを支持している声の方が多かったように思う(というほどいろんな人に聞いたわけではないけど)。そのときに聞いたのは、パキスタンは昔からクーデターによって政治がよくなっていくんだという類いの話だった。

今回のタイのクーデターもあまり大混乱ではないようで、最後は国王が登場して一件落着とかいた感じになるんじゃないかなぁと。

国際情勢についてはもう少し勉強しないとなぁと思うところ。
いいサイトを見つけたのでちょっと紹介。

ところで、上の写真は、バンコク、カオサン近くの商店で売り物の雑誌の上で眠る猫。
インドでカメラを盗まれた直後だったので、急遽調達したミノルタのX-700で撮っている。
X-700はメカとしてはお粗末なのだけど、ファインダーは大きく美しく、操作性も悪くなく、なかなかありだったなぁと思う。
結局このカメラは、中国に留学していた友人に託して帰ってきたのでいまは手元にない。

ヨドバシと「ユナイテッド 93」

さてさて、ネットカフェで一晩過ごしたあと、京都から梅田に繰り出した。
ほんとはまっすぐ帰るつもりだったのだけど、ついだらだらと。

梅田といえばヨドバシカメラ(もっとほかに行くとこないんかいっていう突っ込みはなしね)。
ヨドバシって物欲の城みたいな感じでいいですね。デジタルカメラのコーナーには(もちろんそれ以外にも)ものすごい人が群がってましたよ。
で、さらっとカメラを見て、暗室用品をいくつか買って、ついでにゴールドポイントカードの店頭とネットのポイントを一緒にする手続きをした。これで、いままでためたポイントがネットで使えるようになる。

そのあと、せっかく都会に出てきたということで、映画を観て帰ることにした。
観たのは「ユナイテッド 93」。9.11の4機目の飛行機の中で起こったことを再現した「ドキュドラマ」だ(この呼び名はパンフレットに載っていた)。
実はぜんぜんこの映画の存在を知らなくて、予備知識も全くなしで観たのだけど、これがものすごい迫力だった。
「迫力」というと語弊があるけど、とにかくものすごいリアリティ。全編に渡って酔うような手持ちのカメラワークがよりいっそう現実っぽさを引き立てる。
ぼくは最初から最後までずーっとドキドキしながら観ていた。もちろん史実として結末は知っているわけだけど、次になにが起こるのかわからない緊迫感の演出がすごかった。
全体的には、大統領や米軍の対応の遅さを浮き彫りにするように描かれていて、米政府に対する批判が込められているように感じられたけど、もはや誰が悪いという話の次元を超えた事実が、人間模様が悲しかった。

ちょっとジャンルは違うけど、「ノー・マンズ・ランド」を思い出した。
あの映画は少しコメディータッチなところがあるけど、逃れられない世界の理不尽さに溢れているという点では似ているような気もしないでもない。

ともかく、ぼくの下手な説明より実際に観てください。


そんなわけで、この連休はたっぷり満喫したというわけでした。
さあ、明日から働きますよ >誰となく

ネットカフェあるいはマンガ喫茶

実はいま、ネットカフェなるところからこれを書いております。
海外ではネットカフェって当たり前のように行ってたわけだけど日本でのネットカフェってはじめて。
というか、海外の場合はネットが目的なわけだけど日本の場合はネットカフェというより多目的リラグゼーションスペースって感じですね。
ドリンク飲み放題、ネットやり放題、マンガ読み放題で7時間1,500円。こんなんだとホテルが儲かりませんねぇ。

こんなに住環境がいいと、1,500円払って仕事しに来るのもいいんじゃないかと思たりするわけだけど、さすがにMac置いてるネットカフェはないよなぁ……。

ま、そんなわけで、興味本位で京都のネットカフェから更新してみました。
明日の10時くらいまでいてもいいみたいなので、しばらく眠ることにします。

塀の向こう側


Leica M4-P / Summaron 35mm F2.8 / ACROS

塀の向こう側には、壊れかかった街灯。
もうすぐきっと、なにもかもなくなる。

ぼくらの知らないところで、今日もいろんなことが起きていて、刻々と物事は変化していっているのだろう。
できることなら、全部この目で見てみたいけれど、まさか全部を見れるわけじゃない。
でも、できるかぎり見る努力はしたいと思う。

* * *

フォトギャラリーに以前ここで紹介したインド、バラナシのカラーの写真をアップしました。よかったらご覧ください。

K10DとM8の衝撃

週末忙しくやってる間に、ペンタックスのK10とライカM8が発表になった(オリンパスのE-400はあてスルー)。



ペンタックスのほうは、必要にして十分なスペック、そして12万円というリーズナブルな価格が魅力。こりゃあもうペンタックスに乗り換えてしまうぞー、なんて大いに盛り上がっている。
連射性能を除けば実質D200とほぼ互角かそれ以上で、防塵防滴のボディー、4段分の手ぶれ補正とゴミ取り機能、大きなファインダーと至れり尽くせりだ。
実際D200を使っている後輩も真剣に乗り換えを考えているようだし、E-1の後継を待っているぼくもぐらぐらと揺れている。

ただ、惜しむべきは、ボディーがプラスチック製だということと、シャッターの歯切れが悪そうだということ。この辺りはあいかわらずペンタックスクオリティーか。もしもK1Dが出るのならそれを待ちたいところ。

一方、リーク画像が出ていたM型デジタルM8も発表になった。
もう少し引っ張るんじゃないかと思っていたけど、以外とすんなり出てきた。しかし、価格は577,500円。噂より10万も高い。欲しいけど買えないよなぁ。

スペックはだいたい噂通りでKodak製1030万画素CCD、画角は 1.33倍。ローパスフィルタはなしで、ソフトでモアレ除去するらしい。CCD部はRのデジタルモジュールと共通か。
付属のソフトがライカ製のほかにCapture One LEというのも素敵。

それから、デジタル化にともなって、より短い焦点距離の16-18-21mmトリエルマーと5世代目エルマリート28mmも発表になったようだ。ライカ、意外と元気ですね。

ついでに、パナソニックL-1のOEM版Digilux 3も登場。
ライカお得意のパナソニックの着せ替えで外装がライカになっただけでプラス10万というのはすごい。そうでなくてもL-1の価格はぼったくりだって不評なのに。こっちは興味なしだけど、にわかライカかぶれのおじさま方にこれをたくさん買ってもらってちょっとでもライカ社の経営がよくなるといいかなぁと。


そんなわけで、新製品ラッシュの秋、物欲の秋なのでした。

駅前の高層マンション

彦根の駅前に高層マンションが建つらしい。




Leica M4-P / M-Rokkor QF 40mm F2 / ACROS

手ブレ補正全盛のこの時代。
デジタルカメラのブレた写真はただのゴミ箱行きだけど、フィルムで撮ったブレた写真はなぜか許せてしまう気がする。

理由あって平日の夕方に彦根の駅前にいて、目に留まった大きなクレーン。
くっきり写ってたらなんともない風景。でも、ブレてたら……。

せつない光景? いや、ブレててもなんともない風景か。

ライカ M8の動画

M型ライカののデジタル版、M8の全貌がいよいよ明らかになってきた模様。
ちょっと前に外観の写真もリークされていたようだけど、ついに動画まで出てきた。

動画の中でM8に装着されているレンズはおそらく新しいエルマリート28mm(第5世代)だと思われる。
ボディのほうは、いくぶん厚みが増しているようだけど、基本的なサイズはほとんどM型ライカ(というかM7)と一緒のようだ。

噂によるとシャッターユニットはR9と同じものだそうで、巻き上げレバーはなく、シャッターのチャージはモーターで行われるようだ。作動音としては、HEXAR RFと同じ感じ。
外装がまんまM型ライカなのにモーターの音がするというのはちょっと違和感がある(ま、M型にも外付けのワインダーとかがあるわけだけど)。これだとR-D1sにも一定の需要がありそうな予感。

ぼくは、R-D1の巻き上げレバーに賛成なわけではないけれど、正直なところあの音を聞いてちょっとショックを受けた。ライカの美点、静かで品のあるシャッター音が完全に失われている……。
ま、それにしてもいつまでも巻き上げレバーをつけてる場合でもないので、正常進化と言っていいんじゃないかとも思う。

ちなみに価格は、5,000ユーロだとか、4,000ユーロだとか言われているけど、いずれにしてもおいそれと買えるような代物じゃないなぁ、残念ながら。
つくづく、R-D1を売るんじゃなかったと後悔している今日この頃……。

* * *

さて、フォトキナを前に、ライカに限らず各社新製品が登場するようで、ここ数日は各所でお祭りになりそうな感じだ。
すでに、ペンタックスのK10Dはすでにものすごいことになってる。
肝心のオリンパスはというと、フォトキナでE-1後継機のモックを展示するそうで、そのほかにE-400という新機種も。迷走はまだまだ続くのか……。

自転車泥棒


Leica R4s / Macro-Elmarit-R 60mm F2.8 / NEOPAN 100 ACROS

実は人生には、僕らが思っているよりももっとたくさんターニングポイントがあるんじゃないかという気が最近している。たったひとつの選択がのちの明暗を分けるみたいな……。ひとつたりとも間違ってはいけない。まるで、風雲たけし城の龍神池とかそんな感じ(みんな覚えてますか?)。

そういうボタンのかけ違いみたいなことは、あとになって気がつくもので、うまくいっているときにはそれがたまたまうまくいっていることに気がつかない。
おそらくぼくらは、毎日、いや、一瞬一瞬でそういう選択肢を選んでいきながら、判断を下しながら生きているのだろう。そして、その上にいまの自分があるわけで……。

たとえばいつもはちゃんと鍵をかけるのに、今日に限って前輪だけに鍵をかけた。マウンテンバイクの前輪は簡単に外れることはよくわかっているのに、まさかそんなことがあるはずはないだろうと思って。

盗んだやつが悪い。確かにそう。
でも、盗まれる側にも隙はあった。
そしてなによりタイミングが悪かった。

教訓じみた話は好きじゃない。
「だから、隙のない生活を送りましょう」なんて、そんなことはどうだっていい。
それよりも、たったひとつ踏み違えただけで、恐ろしいほどのタイミングで、思いもつかない結末が待っているという事実が悲しい。
でも、それも人生。盗まれて悲しい思いをするのもまた一興……。

そんなふうに現実を全部を楽しめたらさぞ立派な人間になれるんだろうなぁ、たぶん。

海釣りに行ってきた

実は昨日、海釣りに行ってきた。
ぼくは瀬戸内海の海辺で育ったので、海釣り自体には比較的なじみがある。でも今回は日本海、しかも、船釣りだ。





敦賀の海。沖に見えるのは水島というらしい。






これが遊漁船。この写真は帰港してから撮った。






で、釣果はでこんな感じ。


そもそも今回の釣行は、仕事でお世話になってる方々に誘われてのこと。全員で8人、船丸ごと貸し切りだった。うーん、船釣りというのはなんともゴージャスな遊びである。
場所は、敦賀の色浜というところから20分くらいの沖合。あいにく天候が悪く、空からはいまにも雨が降り出しそうな中、出港した。
今回は五目釣りだということで、仕掛けはサビキだった。カゴにアミエビを詰めて集魚するってやつだ。
釣りはまったくの初心者ではないとはいえ、船でのサビキというのは初体験。しかも、サビキというのは、実にまどろっこしいったらありゃしない。カゴにアミエビを詰めて、さらに枝分かれした5本の針にオキアミをつける。とにかく1投するために準備に時間がかかるのだ。たぶん仕掛けを投入してあたりを待っている時間より、エサを付けたりする準備の方がはるかに長いんじゃないかと思う。
おそらくこれは慣れの問題だろうけど、ぼくとしては性格的にあまり向いてないかもと思った次第だ。

さて、それでも何投かしているうちにあたりの取り方やらもわかってきて、そこそこ釣れた。
釣れたのは、ウマヅラハギとウマヅラハギとウマヅラハギと……ほとんどウマヅラハギで、それに混じって小アジやカサゴなど。初めてにしてはまずまずではなかろうかと。
そこそこ調子よく釣っていたのだけど、途中からひどい雨と高波、それに雷まで鳴り出して、予定より早く切り上げての帰港となった。
ちなみに、この日の全体の釣果は、50cmを超えるヒラメが2匹と50cm級のソイが1匹、それからウマヅラハギが多数という感じ。いやはや、本格的に釣りをされている方は、さすがにすごいです。

そうそう、写真ではかなりグロテスクなウマヅラハギだけど、食材としては高級だそうで、天ぷらにしておいしくいただきました。魚の嫌いなぼくでも全然平気なくらいおいしかった。

今回の釣行で再び釣り魂に火がつくのか?と自分でも思っていたけど、そうでもなかったみたい。それよりもE-1を持っていったにもかかわらずひどい雨と波で写真が撮れなかったことのほうが残念だったくらい。
そういう意味では、ひと安心かなぁと。

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