COSINA CX-2



時代の流れに逆らって、コシナのCX-2というカメラを手に入れた。
昨日ネットで中古のカメラを見ていたら(というか毎日見ている)、ひょっこり見つけてしまったもので、ついポチッとしてしまった。これでまたGR DIGITALが遠ざかった。

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このCX-2は、なにを隠そうあのLOMO LC-Aのネタ元になったカメラで、1980年に発売されたらしい。ちょうどこの1年前にオリンパスのXAが発売になっている。
コンセプトはほとんどXAのパクリである上に、さらにロシアにパクられて、めでたくLOMOが誕生したというわけ。

たしかに外観はLOMOにそっくり(というか、LOMOがそっくり)だけど、90度回転させると撮影可能になるレンズカバーが一番の違い。このギミックはなかなか素敵。

向かってレンズ左側にはXAと同じ絞りの値が設定できるレバーがあるのだけれど、マニュアルで絞りを設定するとシャッタースピードが1/45に固定される仕様となっていて、フラッシュ使用時のみマニュアル絞りが可能ということらしい(というよりか、フラッシュの届く範囲を設定するわけですね)。

ピントは、目測式。無限遠・3m・1.5m・0.9mのゾーンフォーカスで、ファインダーを覗くとそれぞれの距離の絵があって現在選択している距離のところを針が指すという凝った造りになっている。これで距離計連動だともっとうれしいのだけど、それはちょっと贅沢か。

レンズは、5群5枚のCOSINON 35mm F2.8。このレンズの評判についてはよくわからない。まぁ、レンズ自体にはあまり期待してないのも事実。

特徴はざっとこんな感じ。
ちょっとがんばって写真を撮ってみたので、数枚アップします。



絞り値のところに確かにストロボマークが。



巻き上げはノブ式



レンズカバーを開いたところを正面から。



プラっぽさを感じさせないなかなかの質感。

で、さっそくフジのSUPERIA 400を買ってきた。のはいいんだけど、さて、なにを撮ろうか?別に撮りたいものないしなぁ、とか思ったりして。
実は入手しただけでかなり満足、というか、早くも熱が冷めてきたりもする……。

なんか、この手のフィルムコンパクトカメラの収集にはまりそうで怖いですねぇ。

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