「本多勝一の探検と冒険」
ふとしたきっかけで、本多勝一関連の本を3冊手に入れた。
どういうきっかけかというのを書くと話が長くなってしまうので端折るけれど、簡単に言うと大学のときの先生からもらったことになっていたのが、まわりまわっていまになって手元にやってきたというわけ。
そのなかで、岡崎洋三著「本多勝一の探検と冒険」というのをちらっと読みはじめたら、ことのほかおもしろくて、結局丸1日かけて読破してしまった。
本多勝一のファンである著者が、本多勝一の著書や関係者の話をもとに本多勝一とはどういう人かということを掘り下げるという内容の本である。
実はぼくは以前に本多さんに会ったことがあって(というより見たことがあるというレベルだけど)、本多さんに関する記事を掲載した雑誌というか冊子のようなものを編集したことがある。
滋賀県東近江市に「西堀榮三郎記念 探検の殿堂」という博物館があって、そこの企画だった。それは、西堀榮三郎という探検家についての冊子で、西堀さんにゆかりの深い人々の講演があってその講演をまとめたものだった。
そんなわけで、ぼくはもともと本多ファンというほどたくさん著書を読んでいたわけじゃないけど妙な親近感があって、しかもその本をくださった先生は本多勝一と一緒に京大探検部をつくった人なわけで、その本を一気に読んでしまった。
ほんとはその冊子を編集するときに読んでおかなきゃいけなかったんだろうなぁと、いまさらながらに思ったけれど、まあ、それは仕方がない。
でも、あらためて人生に活力を与えられたような気がした。
で、その核心の部分をうまく書けないのが、僕の悪いところでもあるのだけれど、とにかく感銘を受けた。
うまく書けないので興味のある人は実際に読んでください。
というわけで、あいかわらずぐだぐだなのだけれど、そんな感じなのでした。
思ってることがちゃんと表現できるようになるってのは、難しいですねぇ。
ほんとは、この週末はApertureのレビューとE-1のマグニファイングアイピースのことを書こうと思ってたのに結局こんな感じで時間が過ぎていったのでした……。
いちおうAmazonのリンク貼っておきます。