映画「ポーラの恋人」

「ポーラの恋人」という映画を観た。
YouTubeやAmeba Visionで公開されていて、無料で視聴することができる。

自主制作っぽい作品で、去年(2005年)のものらしい。
設定はどこかの小さな町ということになっているが、ロケ地は東近江市で、ストーリーの要所要所で近江鉄道が印象的な感じで登場する。

演出的には、たまに首をかしげたくなるようなところもあって、もう少し淡々とした描き方のほうがいいんじゃないかというのが率直な感想。前半はなかなかいい雰囲気で見入ってしまうのだけど、後半は説明的なシーンが少なく、あまりにも断片的でストーリーの流れを把握しにくいような気がする(たとえば時間の流れとか)。最後は強引に丸められた感が否めないし、ちょっと惜しいなぁと思う。

と、ちょっと辛口になってしまったけど、雰囲気としては好きなタイプの映画。
知ってる場所が舞台なだけに余計に楽しめたし。
ほんとは彦根も時代劇のロケばっかりじゃなくて、こんな感じの映画のロケ地として使ったらいいのにと思う。でも、こういうのって彦根が舞台だと難しいのかなぁとも思ったりするのだけれど。

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