Lifeの記事

初教習


RICOH GR DIGITAL 写真は本文と直接関係ありません。

このサイトをよくご覧の方はご存知かと思うけれど、ぼくは車の免許を持っていない。
学生のときに旅行にばかり行ってたから取る機会を逃してしまって、そのままずるずると今日までやってきてしまった。

3年くらい前から免許を取らなきゃとか、車がほしいなぁとずっと思っていた(免許ないくせにパンダがほしいのだ)わけだけど、重い腰を上げて今日初めての教習に行ってきた。
今日は入所の説明だけだと思っていたら、終わってから2時間乗れるということだったのでさっそく乗った。

ぼくは自動二輪の免許を持っているので、学科はほとんどない。ひたすら技能教習を受けるだけでいいのだ。
技能教習も免許のない人より何時間か少なくて、1時間目からいきなり実写でオートマに乗ることになった。ほんとはシミュレータに乗ってみたかったのに。

説明もほどほどのまま、いきなり運転するように言われる。ま、オートマなのでアクセルを踏めばいいだけなのだけど、ハンドルをどう切ったらいいのかさっぱりわからない。しかも、教習車はトヨタのコンフォート(マークIIがベースらしい)で、なんか妙にふにゃふにゃした感じがする。ぜんぜんダイレクト感がないのだ。
さらに、ちょっとアクセル踏んだら思いっきり加速するし。つくづく車って怖い乗り物だと思った。

1時間の間に感覚がつかめないまま1コマ目は終わってしまった。
続いて2時間目はさっそくマニュアル車だ。えー、まだハンドルの感覚も全然わかんないのにギアチェンジもしろっていうのかよ……。
こりゃ、まいったなぁと思ったら、マニュアルの教習車はシビックでこれがすこぶる乗りやすい。ハンドルも切り具合もつかみやすくてさっきまでのはなんだったんだという感じ。

かねてからイメージトレーニングを重ねてたため、発進の半クラッチは思いの他スムーズにできた。お、けっこういけるじゃん。しかし、一度冷静さを失うとダメみたいで2回目はエンストしてしまった。目指せノーエンストだったのだけど、さっそく玉砕。それからは妙に慎重になってしまってクラッチを踏む左足が震える震える。
車乗るのってこんなに難しかったのかぁ。みんな普通に乗ってるけどすごいよねぇ。

それでも、後半はなんとなく感覚がつかめたようで、ときどき思考が停止してしまうものの三速まではどうにか入れられるようになった。二速でかなりゆっくり走ってもノッキングしないこともわかったし。
やっと余裕を持ってサイドミラーにも目が行くようになったなぁというところで教習は終了。まだまだ道のりは長いなぁと。

* * *

そんなわけで、人生初の自動車教習に興奮冷めやらず、思わずたくさん書いてしまったけれど、まあこんな感じでがんばっていきたいなぁと思っている。
とりあえず教習の申し込みに行くのが一番の山場だと思っていたから、このあとは案外すんなりいくんじゃないかと。

まあ、みなさん生暖かく見守ってください。

それにしても、こうなると俄然車がほしくなってきますよねぇ。

本橋成一写真展「写真と映画と」

写真家本橋成一の写真展「写真と映画と」が、ガーディアン・ガーデンとクリエイションギャラリーG8で行われているらしい。

本橋さんは、ぼくが最も好きな写真家のひとり。
写真集もいくつか持っているし、3年前くらいに毎日新聞の日曜版で連載していた「生命の旋律」は、全て切り抜いてファイルに保存してある。映画もDVDが出るたびに買っている。

実はちょうど2年くらい前に本橋さんが映画の上映会で彦根にいらしたことがあって、その夜、懇親会のようなかたちでお酒を飲む機会があった。興奮したぼくは、そのときものすごく酔っぱらってしまい、いかに本橋さんが好きかを熱く語り、あげくの果てには階段から落ちて派手に転んでそのまま酔いつぶれ、本橋さんに抱えられて運ばれた。しかも、酔っぱらってそのときのことはまったく覚えていないという苦い経験なのだけれど……。まったくもう。

ともあれ、そんな本橋さんの写真展が東京で開催されている。
ここはひとつ、ぜひ見に行きたいのだけど、期間が6月1日までということなのでちょっと無理かなぁと。
せめて、6月いっぱいくらいまでやっていれば、「ルオマの初恋」とあわせて東京リベンジというのもありなのになぁ。残念。

関東にお住まいの方は、ぜひ行って感想聞かせてください。

世の中そんなに甘くない?

ウェブ進化論」の梅田望夫さんが自身のブログでとてもいいことを書いておられたのでメモ。

こんなまともなことを言う大人の人、久々に見た。
って、梅田さんがおそらく語りかけている対象であるはずの若者のぼくがそんなこと言うのもなんだけど。

ぼくは常々、「世の中そんなに甘くないよ?」という大人の人は信用ならないと思ってきた。
本当につらい思いをしてきて親心からそう言うならともかく、たいていこの言葉が使われるときの文脈というのは、「なんて生意気なことを」とか「そんなことしてなんになるの?」とかそういう場面が多いからだ。でもそれって、自分の地位・立場を守りたいがためだけの言葉なんじゃないか。

だから、ぼくが「大人」という言葉を使うときには、いつもある種の軽蔑が含まれている。そんな大人になるくらいなら子供のままのほうがましだ。

ずっとそう思っていたから、梅田さんのような人がこんなことを言ってくれるのはほんとうにうれしいし、逆にそうだそうだ!なんて言ってる場合でなく、真摯に受け止めなければならないことだと思う。

だけど、かといってすぐに行動に移せない自分がいるのも確かなわけで……。

なるほど、人はそうやって大人になっていくのか。
そんな大人になんかなりたくないけど。

横浜

これから横浜に行ってきます。
出張です、出張。しかも泊まりで。

出張……。
ああ、なんといい響きなんでしょう。

さて、どのカメラを持っていくべきか?

それはともかく、ぼくは大人になってから東京方面にほとんど行ったことがないので、非常に怖じ気づいてたりするわけなんですが……。

しつこいようだけど

いい言葉を見つけたので転載。
前の記事でぼくが言いたかったことがほぼ全て書いてるようなので。

外山を笑う奴こそ、日本を腐らせてきた「多数派」なのだよ。
このくだらないシステムを支えてきた多数派だ。

選挙や政治は高尚な人間が行うものだと、お前らは思い込んでいたんじゃないのか?
あるいは高尚であるべきだと、思い込んでいたんじゃないのか?
そして「我々は高尚な政治を日本に実現していた」などと
自己満足に浸っていたんじゃないのか?

違う。それこそが誤りだ。
世界を見れば、選挙はもっと市井の、愚劣で俗世的な人々のものだ。
もっと欲望がむき出しになっているものだ。もっとストレートでダイレクトで
単純な主張を掲げ、有権者もまたその主張に酔いしれて選挙に熱狂するのだ。

日本はどうだ。形式や様式美ばかりにこだわって、誰も本音を言わない。
誰もわかりやすい主張をしない。人々は、本当は俗っぽい要望があるのに、
スーツを着て、したり顔で小難しいことをそれっぽく話すペテン師を妄信してきた。

だから市民は選挙を見限っているんじゃないのか。
投票率50%以下がある民主主義国とはなんだ。それこそが嘲笑されるべきではないのか。
そういうくだらない選挙、くだらない民主主義を支えてきたのは、
外山を笑うような多数派の人間だ。

2ちゃんより引用

激しく同意!

投票へ

さて、一夜明けても外山熱はおさまらず、さきほど滋賀県議会議員選挙で外山恒一に悪意の一票を投じてきた。

というのは冗談として、都知事選どうなってるんだろう?
東京のみなさん、外山恒一に悪意の一票を。


なんだか誤解を招きそうなので、いちおう書いておこうと思うけれど、ぼくは彼の気違いじみたパフォーマンスだけをおもしろがって書いているのではない。彼は恐ろしくクレバーだと思う。
あの映像を見て、ちょっとでも興味を持った方は、一度彼のサイトを熟読することをおすすめする。読んでみるとわかるけれど、ものすごく全うなことが書いてある。そこらへんのアイドル議員とはわけが違うのだ。

おそらく(というか、間違いなく)、彼は当選しないだろう。
しかし、すでに奴らをビビらせることには成功したのではないだろうか。

ぼくは60年代に学生だったらおそらく学生運動に賛同していたような人間だから(自分で言ってて馬鹿みたいだけど)、こういうのってかなり好きだ。

国民を馬鹿にしているとか、300万円の売名行為だとか言われているようだけれど、それは従来の価値観に縛られているだけだと思う。そういう人たち(彼の言う「多数派の諸君」だ)が思うほどそんなに簡単に、政見放送であんなことはできないだろう。
現状の権力に疑いを持たず(いや乗っかって)、尻尾を振ってほいほいとついていくほうがよっぽどみっともない。
彼のパフォーマンスは、今の閉塞感漂う日本に一石を投じたという意味で価値があると思う。
現にマスコミからの独占的な情報の一方的配信がそろそろ限界に来ているのではないかという問題(政見放送のネット配信)を提起しただけでもグッジョブだといえるだろう(もっとも「多数派」はすぐに削除依頼を出したようだが)。

まあ、ぼくは勝手に盛り上がっているつもりになっているけど、世の中の大多数の方々は、今日は天気がいいので花見に行って、石原慎太郎に善意の一票を投じて、なにもなかったかのように石原慎太郎が再選を果たすだろうから、それはそれで世の中はそんなもんだろうと思っている。

だからこそ、外山恒一に悪意の一票を!
外山恒一にやけっぱちの一票を!


なんか、これ以上書いたら読者減りそうなのでこのへんで。

奴らはビビる! 私もビビる!

まだ見ていない方はお早めに(どうせ消されるだろうからリンクだけ)。

テキストに起こしたものはこちら。

奴らはビビる! 私もビビる!


boomboombooksさんのブログ経由で知ったのだけど、これはすごい。
いやぁ、とっても気が利いてるなぁといっていいのか悪いのか。

それにしても、東京都知事選というのはものすごくたくさんの人が立候補するんですねぇ。
又吉イエスは出ないのか。

追記

さらに参考サイト。高円寺の集会に行った人のレポート。かなりまともな人のようだ。


さらに追記

コメント欄の公職選挙法の件についてとてもうなずける内容のブログ記事があったのでご紹介。
都知事選で選管が映像削除要求—-ではYouTubeに公平に投稿したらどうなる - BigBang

ブログを読み返す

ブログをはじめてもう少しで2年……。

まあ、とりかかるのが遅かったから、いまやっとのことで2年なのだけれど、それでも、読み返してみたらこれがなかなかおもしろい。
書いたことをすっかり忘れてしまっているから、「へぇ、それで、その続きは?」みたいな感じで自分の文章に読みふけってみたりしているわけなのだ。しかも、すでに書いてしまった文章は、半分他人事になっているから、わりと客観的に読める。素朴だなぁとか、あー、これ気取って書いてるなぁとかね。

それはともかく、この2年でいろんなことが変わったんだと実感する。
2年前には、iTunesはあってもiTune Storeがなかったらしいし、ぼくも彼女と別れていなかった。もちろんTigerも出てなかった。
「日本でもiTune Music Storeがはじまるわけで……」なんて書いてある。へぇ、なんだか隔世の感があるけどたった2年前の出来事なのね。
PhotoshopはCS2もまだだったし、GR DIGITALもまだだ。このあたりはそりゃそうかとも思うけど、それにしても、よくもこんなに進化していくもんだなぁと。
こんなんだと、もうじきに今日の常識は明日の非常識ですよ、これからの世の中は。
10年ひと昔という言葉は、もう少し加速して5年ひと昔くらいになるんじゃないか……。

だけど、ものの価値観には、ほとんどブレのないものもあって、たとえばライカなんて、たかだか2年前のぼくと今のぼくではおそらく意見が違うということはないだろうと思う。その2年で新たに身につけた知識そこあれ、考えが簡単に揺らぐようなことはおそらくない。それくらい普遍的な(それはそれで主観ではあるけれど)価値観を持っているし、だからこそ、ものの価値は変わらなくて、自分が成長することで考え方が徐々に変わっていくんだろう……。いや、変わらなくてももちろんいいけど。
しかし、今はものの価値のほうがころころ変わって、明日の朝には新しい論理が生み出されている。自分の考えなんて二の次。それについていくことだけで精一杯だ。

もちろん、そういうのも楽しいのだけど、でもこの数年でその加速度はますます増してるんじゃないかと思う。だって2年前の常識は非常識ですよ(言い過ぎだとは思うけど)。

まあ、要するにぼくは保守的な人間で、Appleが好きだけれど、ライカのほうがもっと好きだということだ。
って、ぜんぜん説明になってない?(というか、酔っぱらっているので支離滅裂)


とかいうことを今日書いておいたら、さらにもう2年経ったとき、きっと楽しんだろうと思う。こんなことなら、もっと早くから書きはじめておけばよかった。

それにしても、文章に逆説が多いのは父親譲りなんだろうなぁと、勝手に人のせいにしてみたり……。

追記 2007.04.07

あとで調べてわかったのだけど、ぼくがブログをはじめた時点でTigerは発売されていた模様。まだ買ってなかったってだけでした。

速報

今日(4月4日)午後1時くらいから、彦根城天守で赤井英和と花しょうぶ通りの段ボール甲冑隊のロケがあるらしい。NHKの生活ほっとモーニングのロケだということ。

と書いているうちに天気悪くなって雨降りそうになってきた。
ロケあるのか?

今日の懐かしキャラ

ハリエット・セイコンさん

デイビッド・シルモラーさん


ついでに神保ひさたけ先生(字は失念)。

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