ノグチルックス!

ノクチルックスといえば、ライカの50mm F1.0(もしくは1.2)のレンズのことだけれど、昨日久々に2ちゃんを見ていておもしろいのを見つけた。



481 名前:  名無しさん脚  Mail:  投稿日:  2006/10/22(日) 23:24:11
 行きつけの中古カメラやでノクチの1.0の箱、付属品完璧の美品が16万円だったんで
 とりあえず来週までキープしてもらったけど金、どうやって用意しようかな・・・

482 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/22(日) 23:27:32
 サラ金

483 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/22(日) 23:41:18
 >>481
 ほんとに要るのか?

484 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/22(日) 23:46:34
 腎臓

485 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/22(日) 23:48:41
 >>481
 その状態で何で16万なんだ?
 ワケアリじゃねえか?

487 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 07:48:52
 >>485
 その線濃厚

488 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 10:19:02
 ワケアリってどんなワケがあんの?
 何を撮っても以前の所有者の死んだ爺さんが写っちゃうとか?

489 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 15:17:04
 鏡銅がノクチなだけで中身はコシナ

490 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 15:29:25
 ノクチなのに何故かLマウント

491 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 15:58:54
 ノクチルックスとカタカナで書いてある

492 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 16:18:02
 絞り無しF1固定

493 名前:  名無しさん脚  Mail:  投稿日:  2006/10/23(月) 16:52:57
 良く見るとノグチルックス。

494 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 17:02:33
 レンズ無し筒だけ。

495 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 17:24:56
 ノクルチックス

496 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 17:32:45
 イノッチルックス

497 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 17:58:58
 ノクチと言えば五郎

498 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 20:59:29
 ノワチノレックス

499 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 21:33:12
 怪獣みたいだなw

500 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 22:16:15
 481をよく読め。
 ノクチの箱と付属品だぞ。綺麗な。
 16万はボッタクリ。

501 名前:  名無しさん脚  Mail:  sage 投稿日:  2006/10/23(月) 23:06:54
 良く気付いたね、明智くん。

↑長ったらしいので省略しました。続きを読みたい人はここをクリック!

最後まで読みました? え、おもしろくないって?
昨日の夜はむちゃおもしろかったんだけど、酔っぱらってたからかなぁ。



ちなみにノクチルックスは現行モデルもあって、50万近い値段がついている(右はアフィリエイト。買う人いないだろうけど)。中古の初代や2代目のきれいなのだと70〜80万くらいするのもある。
上記コピペの16万という値段がいかに安いかがおわかりいただけるだろう。

でも、ぼくはこの手の下手物レンズはあまり興味がなくて(いや、普通に買えない値段だし)、50mmはズミクロン、ちょっとがんばってズミルックスで十分だと思っているけど(いや、それでも買えないけど)。

そういえば、来年の春に松下製のフォーサーズ版ズミルックス25mm F1.4が出るそうだ。価格は未定らしい。
ま、でも、いくら松下製とはいえズミルックスと名前がつくからにはそんなに安い価格設定にはならないような気が……。いずれにしても買えそうにないわけだけど、ね。

JOMOのCMにCLが登場しているという話

竹内結子が出ているJOMOのCMにライカ(あるいはライツミノルタ)CLが登場している。
毎度ながらの言い訳だけど、テレビを全然見ないので全く知らなかった。たぶん先月くらいからやってたんじゃないかと思う。

CLのファインダー図。コニカミノルタのサイトの取説から拝借。

CMの冒頭からいきなりファインダーの表示込みの画面が出てきて、かなりマニアックに仕立ててある。
右の図はコニカミノルタのサイトにあるCLの取り扱い説明書のファインダーの部分だけど、たしかに忠実にファインダーが再現されているようだ。画面に足りないのは右側の露出計部分と、上部のシャッタースピードを示す指標が省略されているくらい。実に素晴らしい。

しかし、このCL、助手席に置かれているのが写っているときにわかるのだけれど、ロゴの部分が黒く塗りつぶされている。したがって、ライカ CLなのか、ライツミノルタ CLなのかは判別不能だ。
それで、上の方に「ライカ(あるいはライツミノルタ)」と書いたわけだ。
NHKみたく名前が出てきちゃまずい理由とかがあるんだろうか。



M-Rokkor 40mmに装着した12585。この話はまた今度書こうと思う。

それはそうと、気になるのは装着されているレンズ。
普通なら標準レンズのロッコール40mmがついていそうなものだけど、違うレンズがついているようだ。しかも、ちょっと大きめのスリット入りフード。
ぱっと見た感じ、フードの大きさと深さからして12585のように見える。ロッコールに12585はつかないので(実はぼくはロッコールに12585を無理やり装着するのに成功していて、近々そのことも書こうと思っている)、普通につけるとしたら、形から考えても2代目か3代目のズミクロン35mmだ。
でも、35mmのズミクロンにはやはり12504のほうが似合うし、それだと製作者も詰めが甘いよなぁと思ってよく見ると、前玉が異様に大きい。ということはズミクロンの可能性は消えた。
他には球面ズミルックスの35mmという線もないことはないけど、鏡銅のデザイン的にちょっと違う。それに球面ズミルックスに12585という組み合わせはあまり聞いたことがない。ということで却下。
ということは……結論としては、ライカ(ライツ)製のレンズではないんじゃないかということになる。
そして、ライカ製でないというと残された選択肢はひとつ。
前玉の大きさと深めのスリットフード、そして、コンパクトな鏡銅。コシナ製フォクトレンダーのノクトン 40mm F1.4だ。
なるほど、そう思ってみてみると、確かにノクトンのように思える。ノクトンのフードはもうちょっと大きいような気もするけど、ぼくは実物を見たことがないのでこんなもんなのかもしれない。

《新品》Voigtlander NOKTON classic 40mmF1.4

で、これがノクトン。

というわけで、当サイトの見解としては、このCM中に登場するレンズはノクトン 40mm F1.4だと断定いたします。さすがにあの映像からはシングルコーティングかマルチコーティングかまでは判断できないけど。
それにしても、CLに非純正の40mmレンズというのは、なかなか粋な選択だと思う。やるなぁ、このCMの製作者。

ただ、ちょっと気になるのは、ノクトンにフードをつけた状態だと距離計窓がふさがれてしまって測距できないんじゃないかということ。うろ覚えだけど、どこかで読んだような気がする。
ま、CMなので見栄えが優先だということでその辺は気にしないことにしましょう。

このCMのせいでCLが人気になって中古価格が高騰してしまわないことを祈ってるけど、先々月くらいからずっと中古やオークションで探してるぼくとしてはそこが一番に気にかかるところ。
さて、どうなんでしょうねぇ。
でも、これをきっかけにちょっとした銀塩ブームになってフィルムや暗室用品が末永く生産されれば、それはそれでありがたいことだとも思うのだけど。

* * *

文中で少し触れたけど、ちょっとした改造で40.5mm径のフィルターに12585や12504などのE39向けフードが装着可能になることがわかりました。ロッコールのフードについては、のちほどあらためて詳しく書くつもりです。

(やっとカメラサイトぽくなってきた)

世界の蜷川が……

世界の蜷川が、先日彦根にやってきた。

蜷川っていっても一休さんの新右衛門さんじゃないですよ(ちなみに新右衛門さんの本名は蜷川新右衛門親当(ちかまさ)というらしい。どうでもいいですけど)。
世界の蜷川といえば、演出家の蜷川幸雄。
写真好きの方々からしたら蜷川実花の父親っていうほうがしっくり来るかもしれない(そんなわけないか)。

で、その蜷川幸雄がなんで彦根に来たかというと、田原総一郎が塾長を勤める琵琶湖塾という講座の公開講演が彦根で行われたのだ。

実はぼくもあまり蜷川幸雄のことをよく知らなくて、演劇とかも見ないもんだから、予備知識といえば情熱大陸で怒鳴ってる印象くらいしかない。
それこそ、娘の蜷川実花のほうがなじみ深いくらいなのだけど、蜷川幸雄の話が聞けるなんてまたとないチャンスだということで聞きに行ってきた。

どんな話だったかを上手いことまとめるのが苦手なので、とりあえず箇条書きで。多少脚色が入ってる可能性もあるので、そのへんはご容赦を。


  • 蜷川幸雄はラーメンが嫌いらしい。それは、劇団をやめて独立したときにだだっ広い稽古場でこれからどうしようっていうときに食べたのがラーメンだったかららしい。

  • 田原総一朗とは若いときからのつきあいで、田原総一朗が監督をした映画「あらかじめ失われた恋人たちよ」に俳優として出演していたらしい(結局アップのシーンはカットされた)。

  • 自分が信じたことをやっていたら、ちゃんと世界が認めてくれる。

  • 海外公演で役者が外国人でも全部日本語で演劇をするらしい。

  • 役者の名前はみんな覚える。だからみんなが蜷川の演出についてくる。

  • おもしろくない演劇は途中退場する。昔、見ていた演劇があまりにもひどかったので終わってから舞台に向かってトマトを投げた。

  • おもしろい演技を見たい。だから一生懸命演出する。灰皿を投げる。

  • 埼玉県立の芸術劇場で高齢者の劇団をやっている。

  • 生活者(と蜷川幸雄は言った。要するに一般の人の意)の演技には厚みがある。

  • 自分は自意識過剰で役者には向いてなかったけど、演出をするときは恥ずかしいと思わずにのめり込める。

  • ほんとはテレビドラマの演出もしたい→田原総一朗がテレビ朝日でよかったら口をきくということに。

  • 喧嘩しなきゃいけない。というか、自分の意見はちゃんと主張しなきゃいけない。

  • 演出をするのは、もっとコミュニケーションをしたいから。

  • 来年は1月ごとに次から次へと公演を行う。負けてられないという気持ちと、一度止まったら立ち上がれなくなるんじゃないかという気持ち(田原総一朗も共感)。

  • 自分を年寄りだとは思っていないそうだ。まだまだ若い世代と同じ気持ち(推測するにおそらく30歳くらいは若いと思う)。

こういう書き方をすると、とっても誤解を生みそうなんだけど、ぼくが聞いた範囲で印象に残ってるのはこんな感じ。ぼくの解釈も入った記述になっているので話半分で聞いていただけたらと思います。それにしても書き出してみるときりがないですね。
不適切な表現があった場合は削除しますので、関係者の方々、まずいこと書いていたらお申し出ください(関係ないけど「お申し出ください」ってへんな日本語だと思いませんか?)。

そんなわけで、70歳を越えた2人のお年寄りの話はむちゃくちゃおもしろかった。
こういう人たちっていうのは、やっぱり年を取らないのかなぁと思う。普通にその辺にいたら「お年寄り」なんだけど、そんな雰囲気はみじんもないし。

ああいう大人になれたらいいですねぇ。


ちなみに、ほんとにどうでもいいことですが、格闘家の武蔵は蜷川新右衛門さんの子孫らしい。詳しくはWikipediaで。

Second Life

Second Life

もうじき日本語版のサービスもはじまるという「Second Life」。
言ってみれば3Dのオンラインゲームのようなものらしいけど、いまや大手企業がこぞってSecond Lifeのなかに支店を開設するなど、もはやバーチャルだってバカにできないことになりそうなりそうな勢い。
というわけで、ぼくもアカウントを取得してみた。

サイトでアカウントを取得して、アプリケーションをダウンロードしたらはじめられる。手続きはいたって簡単。なのだけど、名前を決めるのに予想以上に時間がかかってしまった。



悩んだあげく、やっとのことで名前が決まって、さっそくアプリケーションをダウンロードしてはじめてみたのだけど、ぼくは、オンラインゲームってやったことがないし、ゲーム自体をあまりしないので操作がおぼつかない。
そのうえ英語版なのでいちいち説明を読むのに手間どってしまって、最初からうんざりしてしまった。
とりあえず最初はデモの空間でどんなことができるか試せるようになっているようなので、そこでいろいろやってみて本物のSecond Lifeの世界へ行くということになる。

わけがわからないままとりあえず続けてみて、空を飛ぶのとモノをつかむのはできるようになった。
それにしても、なにかにつけて時間がかかってしまうので、もしこれにのめり込んでしまったら寝る時間がなくなってしまうんじゃないかと思う。

そんなわけで、なにをゲームの話をたらたらと……と思ってる方もいらっしゃると思うけど、Second Lifeがすごいのは、これがゲームではないというころだ。
Second Lifeにはゴールというか目的のようなもの(ゲームでいうと戦いに勝つとかクリアするとか)がない。
Second Lifeの住人はなんにもないところに一からいろんなモノをつくりだしたり(なんでもつくれるらしい)、つくったものでその代価を得たり、仲間で集まってコミュニティをつくったりと、現実世界と同じようなことができる。土地を買って所有することもできるし、さらには結婚までできたりするというのだから驚いてしまう。まさに文字通り「第2の人生」というわけだ。

そして、最初にも書いた通り、これに目をつけた大手企業がSecond Lifeの中に拠点を設けるようになってきているそうだ。アディダスがバーチャルのシューズをつくり、トヨタがバーチャルの車を発表する(実際に見ていないのでほんとうのところはわからないけど)。CNETとかWiredのようなネットメディアの企業も支店を構えているそうだ。
こうなるともう、バーチャルの世界も行き着くとこまで行ってしまったという感じ。
Second Lifeの世界はほとんどすべてのものが住人によってつくられているということなので、今後どんどんすごいことが起こっていくのかもしれない。

バーチャルだからとか、3Dゲームだからといって毛嫌いする方もあると思うけど、これってよく考えたらWebに人間と土地という概念をくっつけたものなわけだ。
URLを辿りながらいろんなサイトを見るという行為が3Dのバーチャルな土地を歩き回っていろんな人のつくったものを見るというのに置き換わっただけ。サイトの場合はHTML程度の知識で十分だけどSecond Lifeの場合は3Dでいろんなものをつくる技術が必要になるというだけ(もちろんツールがある)だ。

そう考えると、リアルの人生に限りなく近い従来のWebのほかに、さらにSecond Lifeの世界があるとわけで、新たな情報発信の場が増えたと考えると有用なのではないだろうか。
本格的に使っていないのでそういうことが可能なのかどうかはわからないけど、たとえば、ぼくだったら土地を買ってギャラリーをつくってそこで写真を展示するとかっていうのもなかなかいいんじゃないかと思う。
すでに、数人で集まって映画を作ったり、ゲームをつくって実際に現実の世界で発売されたものもあるらしいし、要は使い方次第のようだ。
プログラマやデザイナーの有志がいったんインフラを整えてしまえば、一般ユーザはなにもつくらなくても提供されているコンテンツを利用するってだけでもありだと思うし、実際そういう方向に進んでいくんじゃないかなぁとも思う(よく考えたらWebも同じですね)。
ま、問題はSecond Lifeにのめり込む時間がどれだけあるかってことだけど。

ともかく、ものすごい可能性を秘めてそうなSecond Life、みなさんもいかがですか。


ぼくの説明では不十分そうなんで以下の記事なんかをご参照ください。

MySpaceが日本上陸

MySpace

アメリカ最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス:要はmixiのようなものですね)MySpaceが日本でのサービスをはじめたというのでさっそく登録してみた。

MySpaceは、mixiのように招待制ではないので誰でもすぐにアカウントが作れるうえに、誰でも見れる。URLも自分の好きな文字列にカスタマイズできる。

プロフィールの写真はご愛嬌ということで……。
わかる人にはわかる「ガンダーラ井上」風。

それにしても、左下の


LAZYCAMERA’s Details
 Status: 独身
 Zodiac Sign: 天秤座
 Children: 子供はいらない

っていうのはなんなんだろうか?
プロフィール欄を全然触っていないのでデフォルトのままだと思うのだけど、デフォルトで「子供はいらない」っていうのはないんじゃないかと思う。

それから、右下の「Friends Space」には、勝手にTomとOzzieっていう人が登録されてるし……と思ったら、TomはMySpaceの創始者でOzzieはMySpace Japanのスタッフのようだ。

まだベータ版ということで一部の機能は実装されていないようだし、へんな表示(<br>とか出てくる)とかいったバグもあるようだ。

ま、いずれにしても、mixiさえほとんど使っていないような現状なので、MySpaceはなおさら使うことはないだろうけど、いちおう話のネタに、ね。

さて、世界最強のSNSは日本でも勝てるのか。
閉鎖的なmixiのほうが、日本人の性格には合ってるような気がしないでもないけど。

iPod Shuffle




本日世界同時発売のiPod Shuffleをさっそく手に入れた。
そもそもぼくは、あまりこの手のiPod nanoとか、Shuffleとかいった小さいタイプのiPodには一切興味がなかったのだけど、諸事情があって発売日に手にすることになった。
諸事情といっても、Apretureのアップグレードのクーポンが18,000円ぶんあって、使用期限が迫っていたからとりあえず買ってみたというわけなのだけど。





ケースも素敵。

さて、iPod Shuffleが手元に届いて、どこよりも早いレポートをしようとか企んでいたわけだけど、結局、写真撮ったりなんかしてるうちに文章を書く気力をなくしてしまい1日遅れになってしまった。
実はどちらかというとなりゆきで手に入れてしまったので、どうもいまいち素直に嬉しいという気持ちが涌いてこない。でも、そんなことをいっても仕方ないので、ひとまずは書き進めてみようと思う。

まず、パッケージはというと右のような感じ。透明アクリルのケースで中が見えるようになっている。ぼくはネットのApple Storeで買ったので、さらにこの外に段ボールの箱に包まれていたけど、店頭だとこのままで売っているんだろう。パッケージからしてかなり素敵だ。





ドックに載せた様子。






アップルのサイトの真似。

開けてみて驚いたのはその小ささ(小ささがわかるような写真を撮っておけばよかった)。いままで何度となく製品写真は見ていたのだけど、実際に手に取ると実に小さい。

ドックも同じようにスケールダウンされていて、オーディオのミニジャックが1本立っている。ここに Shuffleを差し込むという仕組み。普通のiPodのようなDockコネクターではなくミニジャックでMacと通信をするようだ。
ちなみに初代のShuffleのようなUSB端子はついていないのでMacと接続する場合は必ずこのドックが必要になる。サイズダウンとデザインを優先させたとはいえこの部分は退化と言わざるを得ない。
ぼくは、Shuffleの場合はミュージックプレーヤーというよりフラッシュメモリ的に使いたかったのだけど、それだと必ずドックも持ち歩かないといけないことになっていささか面倒だ。
サードパーティー製でいいので、ミニジャックとUSB端子がくっついた変換アダプタのようなものを発売してほしいと思う。





刻印もした。

さてさて、続いては裏面。
刻印サービスが無料と言うことなので、お約束の(?)刻印を入れてみた。
普通のiPodだと実際に彫ってあるんじゃないかと思うのだけど、Shuffleの場合はプリントのようだ。ついでにアップルマークとiPodという文字もプリント。使ってるうちに、擦れてはがれてしまいそうでちょっと悲しい。

使い勝手はというと、思ったよりよさそうだ。
Macに接続してiTunesを開くとShuffleが認識される。左側にiPod Shuffleのアイコンと文字が現れるのでクリックすると、そこで各種の設定ができるようになっている。
ここで、どのプレイリストをShuffleと同期するのかとか、音楽以外にデータをどれだけ利用可能にするかといった細かい設定項目がある。ひとまずぼくは512MBをデータに使って残りは音楽を入れることにした。shuffleの容量は1GBなので、半分だと120曲ほど入るようだ。
スマートプレイリストで一定の条件を付けたリストを作ってその中からランダムでShuffleに取り込むようにした。
このへんのインターフェイスはさすがiTunesだけあって、よく考えられている。





こんなのも撮ってみた。

ま、使っていくうちにいくつか不満も出てきそうな気もするが、いまのところあまりヘビーに使う予定はないので、とりあえずカバンの中に入れておいて、月に1度くらい電車に乗ったりしたときに、「あ、そういえば Shuffle入ってたっけ」という感じで使っていこうかと思っている。

やはり、iPodが素晴らしいのは、自分の音楽ライブラリが全部ポケットの中に入ってしまうというところだと思っているので、そういう意味ではShuffleではちょっと物足りなくもある。
英会話とか中国語会話の単語のスピーチをランダムに入れて勉強するとか、ポッドキャストのデイリーポータルラジオだけしか入れないとか新しい使い方を模索してみようかと思う。

ともあれ、しばらくは持ち歩いてなにかと話題をふりまけそうなので、モノとしてはありな選択かなぁと思っているわけだけど。


ちなみにアップルでは全従業員にこのShuffleをプレゼントするとジョブズが発表したそうだ。なかなか粋なはからいですね。

内田樹の研究室

このところ、「内田樹の研究室」というブログに夢中になっている。
内田樹(「たつる」と読む)というのは、神戸女学院大学の教授でフランス現代思想の研究者らしいのだけど、エッセイなんかもたくさん書いているそうだ。

歯に衣着せぬ語り口で日本の現代社会を批判する文章は読んでいて非常に痛快だ。
なるほど、そういう考え方もあるのかと妙に納得してみたりする。
なんというか、いまのぼくの現状を打開するヒントを含んでいるとうか、そんな感じがしないでもない。

おもしろかった記事をはてなブックマークに集めてみたので興味のある方はご一読を。

最近つくづく思うのだけれど、この手の議論って大学のときにもっとたくさんやっとけばよかったと思う。もちろん、いまからでも遅くはないけど、それにしてはあまりに時間がなさすぎる。
なんといっても、夢や理想を語るのは学生の特権でもあるし。
そういう意味で、大学の先生っていうのはおいしいよなぁなんてことも思ったりするわけだけど……。

追記
ごめんなさい。肝心の「内田樹の研究室」のリンクを貼ってませんでした。

マンション


Leica M4-P / Summaron 35mm F2.8 / ACROS 100

彦根駅前のでっかいマンションの建設現場。
イーホームズ藤田社長の告発でなにかと話題の耐震偽装問題だけど、彦根のような地方都市ではどうなんだろう。
それにしても、建設ラッシュでどこを見ても新しい建物の工事をしている。建設業界って儲かってるんだろうなぁ。

一連の耐震偽装問題の続報とイーホームズの一件については、「きっこの日記」など以下のリンク先をご参照あれ(「きっこのブログ」は「きっこの日記」のミラーサイト)。

真実かどうかはわからないけど、今後の展開が気になるところ。がんばれ藤田社長!

Free Hugs Campaign

1ヶ月遅れでFree Hugs Campaignというのを知った。
ちょうど1ヶ月前にYouTubeにアップされた映像で、爆発的なヒットになっているそうだ。

ご存知ない方は、なにはともあれまず映像をご覧ください。

シドニーでジョン・レノン風のある男(名前はJuan Mannという)がみんなで抱き合おうというFree Hugsキャンペーンを行っていた。
しかしキャンペーンは広がっていったものの、市と警察から禁止令が出た。
そこで彼は1万人の署名を集めて市に提出。無事許可されて最後は警官ともハグ……。

という感じの内容。

最初は映像に釘付けでそういう話の流れとかよくわからなかったのだけど、とにかく見てるだけで無条件に感動してしまった。ただ抱き合うという行為がこんなにも素敵なことだとは思わなかった。普段ハグという習慣のない日本人だからこそ余計にそう思うのだろうか。

もうひとつすごいのは、この映像を撮影したのは、ビデオのバックで流れているSick Puppiesというバンドのボーカルだということだ。
昼間はバイトをして夜に音楽活動をしていた彼はFree Hugs キャンペーンの男と出会い、その様子を撮影することにしたのだそうだ。
その後、Sick Puppiesはアメリカに拠点を移したが、祖母を亡くしたJuan Mannを励ますため、自分たちの曲にのせて映像を編集して公開したということだ。
「All the Same」というその曲のジャケットには「FREE HUGS」と書かれたプラカードを持ったJuan Mannの写真が使われている。

そのあたりの詳しいことはThe Sydnew Morning Heraldの記事(英語)を参照あれ。

で、なんだかとっても感動したので、さっそくiTunes Storeで「All the Same」を購入した。曲はあまり好みじゃないけど、素敵な作品をつくった彼らに敬意を表して(余談だけど、これってかなりのプロモーションになってると思う)。

Free Hugsキャンペーンはいろんなところに飛び火して、いろんな国の人たちがぞくぞくと映像をアップしているようだ。韓国版なんかは音楽まで一緒のパロディーでなかなかおもしろかった。モノクロの映像ではじまって、最初の人とハグしたところでカラーになるっていうのも忠実に再現しているところがいい。

そんなわけで、こういうのって日本でも流行ったらおもしろいだろうと思うんだけど、いざ自分が当事者だったらぜったい恥ずかしくてできないよなぁって思ってしまうところに、なんか根本的な問題があるような気がしてならない日曜の午後なのでした。

祝!GR DIGITAL一周年

気がつけばGR DIGITAL発売からはや1年……。最近ではぼくのまわりでもGRユーザが増えて嬉しい限りだけど、ぼくはというと、最近全然使ってないんですねぇ。言い訳をしておくと、写真自体をあまり撮っていない。いただけないですね。
でも、そのわりにはGR BLOGにちゃっかりトラックバックを打っちゃう今日この頃、みなさん、いかがお過ごしですか?(きっこの日記風)

で、GR BLOGで1周年を記念して「特製GR手拭い」プレゼントということなので、まあ当たらなくてもともとという気持ちでトラックバックで応募をしてみたというわけだ。





そんなわけで、せっかくだから、ぼくのGRの話も少々。
最近めっきり使わなくなったと書いたけど、それは写真を撮る機会があまりないというだけで、かならずカバンの中には入れて持ち歩くようにはしている。
で、毎日カバンの中で他の荷物とぶつかり合って(最近ではM4-Pも一緒に入っている。写真撮らないくせに、ねぇ)、かなり鍛え上げられてしまった。傷だらけというわけではないけど、右の写真の通り裏側のシリアルナンバーが書いてあるところのシールははがれてしまったし、レンズまわりのリングもところどころ塗装がはがれている。
ケースかなんかに入れればいいんだろうけど、撮りたいときにすぐ取り出せるほうを優先したいので、どうしても裸で入れることになってしまう(まあ、でも写真撮らないんだけど、ね)。
しかも、最近では収納性を優先して外付けファインダーもやめてしまった。写真を撮る目的ではないときに、さっと取り出してさっと撮るという使い方だと背面の液晶だけでも十分なんじゃないかと思うようになってきた。しっかり写真撮るときはライカなりE-1なりを使うわけだし。

要するにGRはぼくにとって最強の普段使いカメラというわけだ。
小さいから邪魔にもならないし、そのわりに写りもしっかりしてるので安心だ。とりあえずカバンの中に入っていれば、なんかあったときにちゃんと対応できる。
でも、これひとつでなんでも済んじゃうというわけにはいかない。本気で撮るときには使わない。それは、ぼくが28mmをあんまり好きじゃないというのもあるけど。

ただ、インドなんかでぶらぶらしながらスナップを撮っていくなんていう使い方だといいんじゃないかと思う。GRに外付けファインダーつけて他のカメラはいっさいなし。そんな使い方もいい。

というわけで、なんだかわけがわからなくなってきたけど、あまり使ってないわりに愛着はあるんですよ、ということだけは強調しておこうと思う(いちおうプレゼントの応募トラックバックなわけだし)。
ま、そんなことを言ったってプレゼントが当たるわけではないし、やはりカメラは写真を撮ってなんぼなわけなので、いろいろ考えてないでちょっとは写真を撮らなくちゃと思う今日この頃なのだ。

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