イタリアよりブログ

なんかへんなタイトルになってしまいましたが、以前に書いたイタリアに行ってる友達がブログをはじめました。

Produzione dei buoni formaggiっていうのは、どうやらイタリア語で「おいしいチーズの作り方」っていう意味みたいですが、もちろんチーズの作り方が載ってたりチーズ料理のレシピが載ってるサイトじゃありません。そう、これから彼がチーズ作りをはじめるまでの壮大な汗と涙の物語なわけです。2年後くらいには、ほんとにチーズの作り方が載るんじゃないかと思ってますが。

そんなわけで、リアルタイムでイタリアから更新されるのでぼくもとっても楽しみにしています。さっそく素敵な写真も載ってるし。
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Natural Glow

仕事でモノクロのポートレートを撮ることになって、久しぶりに勉強がてら「Natural Glow」を引っ張り出してきた。

「Natural Glow」は、1997年から不定期で(?)発刊されていたモノクロ写真専門の写真雑誌で、ちょうど今年の2月で休刊となった。
有名な写真家の作品とアマチュアの投稿で構成されていて、印刷もなかなかよかった。
いま手元にあるのを見てみたら、2001年までの号はすべて揃えていたようだ。
その後、長期旅行に出たこともあって2002年以降は集めなくなってしまった。サイトを見てみると最近の号はまだ在庫があるようなので、可能な限りもう一度集めてみるのもいいかなぁと思っている。

* * *

あらためて「Natural Glow」を見て、やっぱりモノクロ写真はいいもんだなぁとつくづく思った。モノクロ印画紙の上には銀粒子の無数の「色」がある。それは、グレースケールのデジタル画像では逆立ちしたってかないっこない。印画紙の上の化学反応は8bitや16bitといったデジタルの世界とは無縁のものだろう。

もう、ずいぶん長いことモノクロ写真を撮っていない。

ぼくは、昔はほとんどモノクロしか撮らなくて、きれいな色のものを見てもカラーで撮りたいなぁなんて思わなかった。でも、デジタルになってからというものカラーが当たり前で、最近ではモノクロが必要な場合はPhotoshopでモノクロ化すればいいと考えるようになってしまった。
当然撮影するときには頭の中がモノクロになっていないわけで、あとからモノクロ化してもなんだかなぁというものばかりになってしまう。
カメラにモノクロフィルムを詰めていたときには、色には執着しないといういわば覚悟のようなものがあって、ファインダーを覗く目も被写体の形とか光の加減とかに自然と集中できていたんだと思う。

それに、なによりデジタルになって、ぼくらはヒストグラムに過敏になってしまった。もちろんヒストグラムは目安になるし、実際美しい階調の写真は美しいヒストグラムを描くのだけれど、ヒストグラムに頼ることで結果的に優等生的写真ばかりを量産するようになってしまったのではないか。

そういう意味では、もう一度モノクロをやり直すってのもいいかもしれない。

* * *

久しぶりに写真集を見て栄養補給をしたために、ずいぶん自虐的なデジタル批判になってしまった。今後ますますモノクロ写真を取り巻く現状が悪化していくのは目に見えていることだし、現実的にはデジタルで写真を撮り続けるんだろうしというジレンマがある。

さて、頭の中を切り替えて素敵なモノクロ写真が撮れるといいのだけれど。

なにやってんだか



両方開けてしまった……。

昨日の晩、ぼけーっとして新しいたばこの箱を開けたら、なぜか両方とも口を開いてしまった。今までにこんなことって一度もない。
末期症状ですな。

さっきふと思い出したので写真に撮ってみた。

ネパールが大変らしい

ネパールで大規模なデモが起こって治安部隊と衝突しているらしい。
ここんとこ、新聞も読んでないしテレビも見てないので国際情勢にうといのだけれど、さっきネットのニュースで見つけた。

ネパールというと穏やかな国というイメージがあるけれど、2001年に今の国王が即位してからはなにかとごたごたしているようで、治安もよろしくないみたいだ。

ぼくが旅行をしていた2000年頃は、インドの映画俳優の発言に怒ったネパール国民が暴動を起こした騒ぎがあったけど、それでも2、3日で収まったくらいの規模だった。




Leica M6 / Summicron 50mm F2(2000年12月撮影)

写真は2000年12月に撮ったもので、当時のビレンドラ国王の誕生日を祝う飾り付け。ほほえましいなぁなんてと思った記憶があるのだけれど、その翌年、王族のごたごたで殺されてしまう。そのときは、まさか後でこんなことが起こるなんて知るよしもなかったわけだけど。

この写真を撮ってから、もう6年も経つのかぁと思うと感慨深い。
ぼくの知ってるネパールはすっかり変わっちゃったりしてるんだろうか?

花筏

今日は汗が出るほどの陽気で、しかも風が強く彦根の桜も散りはじめた模様。
昼過ぎにちょっと出かけたついでにお堀端の花筏を数枚撮った。


RICOH GR DIGITAL

同じ場所にペンタの645とかニコンのF5とかを三脚に据えたカメラおじさん・カメラおばさんが長時間陣取っていたけれど、こういう景色ってのはふらふらっとやってきて、ポケットからさっとカメラ出して撮るのが粋っていうもんじゃないですか、なんて思ったり思わなかったり。


RICOH GR DIGITAL

満開の桜もいいけど、散りゆく桜もいいですねぇ。

本日の桜


OLYMPUS E-1 / 50mm F2 Macro

明日からまた天気が下り坂ということなので、今日のうちに撮っておこうと思い立って出かけたら、おもしろいものを見つけた。
偶然うまいこと枯れ草にささったのか、それとも誰かがさしたのか……。

さて、満開を過ぎて今度は散る桜が楽しみですな。今週末くらいがきれいな花吹雪くらいかなぁ。

テレビを買った

といっても、買ったのはMacでテレビが見れるチューナー。
いまでピクセラのCapty TVというのを使っていたのだけれど、最近妹に譲ってしまったので新たに購入した。I-O DATAのGV-1394TV/M2というモデル。

ピクセラのはMPEG2にエンコードするタイプだったけど、今度のI-O DATAのはDVストリーム形式。つまり、DVカメラから映像ソフトでキャプチャしたのと同じ状態で録画できる。
画質もピクセラのよりかなりよくて大満足なのだけれど、いかんせん容量を喰ってしまう。30分の録画でできたファイルは6GBにもなる。
まあ、録画するっていってもほぼ情熱大陸だけなので当面は大丈夫だとは思う。ほんとここ数ヶ月、情熱大陸以外のテレビってほとんど見てない。

とかいいながら、昨日は新しい機器を導入したのをいいことに、夕方からわけもなく沢村一樹の浅見光彦を見て、さらに9時から「いま、会いにゆきます」を見てしまった。そのあと情熱大陸のリリー・フランキーを録画。
たまにはテレビでも見て世の中のことを知るのもわるくないなぁなんて言い訳みたいなことを言ってみたり。

それにしても、テレビつけると他になにもしなくなるのでよろしくなぁとも思っているのだけれど。

Aperture 1.1 リリース

Aperture

待望のAperture 1.1が昨夜リリースされた。
今朝さっそくアップデートして使ってみたところによると、かなり改善されている様子。

パフォーマンスが従来より向上ということだけど、どうなんだろう?あいかわらずもたもたする感じではある。
RAW現像エンジンは大幅に改良され、1.0と1.1を選択可能。1.1では、カメラごとにプロファイル(というか設定)を保存できるようになっていて、細かな調整が即座に適用できるようになっているらしい。この部分はもう少し使ってみないとよくわからない。しかし、E-1の赤がうまく出せずにラーメンノイズ(?)が出てしまうのはあまり改善されていないようだ。
それから、ペンタックスのPEFにも対応した。OSレベルでは依然としてPEFは扱えないようだけど、ApertureではOK。これはうれしい。

ともかくそんなわけで、今夜あたりからいままでの*ist DのRAWをせっせと取り込もうかと思っている。細かい使用感などはしばらく使ってみてからということで。

おっと、忘れていたけど、1.1から値下げされるらしく34,800円とかなりリーズナブルな値段になるようだ。1.0のユーザも18,000円のアップルストアクーポンをもらえるとのこと。なにに使おうかいまからわくわくしますねぇ。

夜中に家に帰ると……

今日、夜遅くに家に帰ってきて、部屋を開けると真っ暗なはずの部屋がほんのりと赤く光っていて……。

そう、ストーブを消し忘れて出かけてしまったのでした。
おかげで部屋は汗が出るくらい暑い。
火事にならなかっただけでも幸いですが、どんだけ電気代かかってるのかと思うとぞっとしますな。

ちなみにストーブは、例のハネウェルのカーボンヒーター
こんなところで昔の記事を紹介してる場合じゃないか……。

サントリーミュージアムのブレッソン展


サントリーミュージアム「天保山」裏側から PENTAX *ist D / DA 40mm F2.8 Limited

日曜日に大阪のサントリーミュージアム「天保山」にアンリ・カルティエ=ブレッソンの回顧展を見に行ってきた。

大阪芸大のコレクションを展示したもので、作品点数は恐ろしいくらい多かった。
おかげで後半は疲れてきて、図録買って帰ってあとから見ればいいやなんて思ってしまうほど。それにしても、モノクロプリントはいいなぁと思い直した。デジタルになってからというものカラーで撮るのが当たり前になっていたので。

カルティエ=ブレッソンに触発されて今回写真はすべてモノクロで。

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