「スパイシーバイツ」


Leica M6 / Summicron 50mm F2 (1st) / Tri-X 2000年11月頃撮影

このところ、よそのブログの巡回が全然できていなくて、RSSリーダの新着が2000を超えている。
そのなかからぽつぽつと気になるブログの記事を拾い読みしていると懐かしい単語に出くわした。


「スパイシーバイツ」


ん、カルカッタ? いや、ヴァラナシか……。

一瞬なんのことか思い出せなかった。
旅をしていたころの記憶は、すでに色褪せてしまっていることを実感した。


「スパイシーバイツ」というのは、インド・ヴァラナシのレストランの名前だ。
特に思い入れのあるレストランではないけれど、伝統的インド食があまり好きではないぼくは、よくお世話になったのではないかと思う。でも、実はよく覚えていない。

もう1、2軒ほど日本食レストランがあったと思うのだけど(もちろん、いまはもっとあるかもしれない)、なんという名前だったか……。


写真は、本文とは関係ないけれど、ヴァラナシからほど近いアラハバードの駅。
ぼくが訪れた3ヶ月ほどあとに、12年に一度のお祭り「クンブ・メーラー」がここアラハバードで開かれた。滞在していたときには、気にも留めてなかったのだけれど、実は、なんでも12年に一度のさらに12回に一度、つまり144年に一度の大祭だったそうだ。
帰国したあとでNHKスペシャルを見てそのことを知り、ひどく後悔したのだった。

年賀


あけましておめでとうございます。
毎年のことながら、この記事をもって年賀状とさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。

* * *

毎年正月は実家に帰っていることが多いのだけれど、今年は5〜7日に帰省する予定なので年末年始を彦根で過ごした。

大晦日は、夜中に多賀大社に行ったあと、日付がかわって岐阜のお千代保稲荷まで足をのばしてみた。
お千代保稲荷に行くのははじめて。新年から異様な雰囲気に圧倒された。日本じゃないみたいだ。




至るところで熊手の飾りを売っていた - R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

明け方帰ってきて、少し寝てから今度は近所の北野神社へ。
今年は珍しくお参り三昧な正月だった。




北野神社で - RICOH GR DIGITAL

5日からの帰省では、宮島にも行く予定。
R-D1sでたくさん写真を撮ってこようと思う。

E-3は何処へ……代わりにやって来たのは

勘のいい読者の方はすでにお気づきだと思うけれど、ぼくはまだE-3を買っていない。
あれだけ夢中になっていたのはなんだったのだろうか……。

そして、どういうわけか、かわりに別のカメラを手に入れてしまった。

3年前に買って1年も経たずに手放したR-D1……。厳密にいえばマイナーチェンジ版のR-D1sだ。写真に写っているレンズはM-Rokkor 40mm。ズミルックス35mm用のフード12504を装着している。

E-3が発売されてフォーサーズに夢中になっているときに、いわば対極といってもいいこのカメラに回帰してきたというのは、自分でもあきれてしまう。
しかし、以前にR-D1を手放したあとに買ったライカレンズ(ズミクロン50mmやエルマリート28mm)をどうしてもデジタルで使ってみたくなったのだ。
それに、ライカにフィルムを詰めて撮っても、現像したりスキャンする時間がなかなかとれないというのも理由のひとつだ。
とにかくもう一度、レンジファインダーカメラで好きなだけ写真が撮ってみたい……。
そんなことを考えていたら、E-3熱はすっかり冷めてしまった。
そして、R型ライカを下取りに出してR-D1sがやって来たというわけだ。

R-D1を使っていたから、特にカメラ自体に感動はない。
だけど、出てくる画像は新鮮だ。最低感度が200なこともあって、明るいレンズをつけると室内でも平気で手ぶれせずに写真が撮れる。
撮れた写真は、被写界深度が浅く周辺光量は落ちまくり。でも、雰囲気のある写真になる。
逆に言うと、いかにオリンパスEシリーズのレンズが優秀かということがよくわかる。いままでそれを当たり前のように使ってきたからなおさらだ。

というわけで、正月休みはこのカメラで思いっきり写真を撮ろうと思う。
前よりレンズも増えたので、いろんなテストもできるんじゃないかと思っている。

それにしても、このタイミングでエルマリートの故障というのは痛いところだけれど。

エルマリート28mmが故障


これはまだ健在だったときに撮ったエルマリート28mm F2.8 2nd

今朝起きて、エルマリート28mmをさわっていたら(なんで平日の朝からライカレンズいじっているのかはまたのちほど詳しく……。ヒントはここ)、急にヘリコイドが動かなくなってしまった。
昨日までは普通に動いていたのに。

ピント位置が0.7〜1.2mの間しか動かない状態だ。
1.5mから無限遠の方向に力を入れても、ねじを最後までねじ込んで固く締まったようになって動かない。
特に衝撃を与えたりした記憶もないし……。

4月に買ってからほとんど使っていなかったのだけど、この正月休みにメインで使おうと思っていただけにショックは大きい。

しかし、このままにしていても仕方がないので、修理に出すことにしようと思う。
おそらく帰ってくるのは年が明けて以降になるだろう。

うーん、なんともタイミングが悪い……。
そして、修理代が怖い……。

MTOSと気になるCMSツール

Movable Typeがオープンソース化したということで、このところちょっとさわっている。
バージョン4になってからさわったことがなかったので、管理画面の変貌に驚いた。
カスタムフィールドを標準で装備するなど明らかに進化している。

オープンソースになって今後どのようになっていくのかはよくわからないけれど、もし使えるようならこのブログもMovable Typeに逆戻りか……。って、まさかそんなことはないだろうけれど。

一時期Nucleusを妄信していたときは、なんでもかんでもNucleusでやってしまおうと思ってがんばっていた。もちろんMovable Typeのインターフェイスの出来のよさはわかっているし、かなわないとも思うけれど、柔軟なカスタマイズという点で断然Nucleusだというのは、いままでもブログで何度か書いてきたし、いまでもそう思っている。
でも、いかんせん、管理画面がかっこ悪い……。

ところが、このところ久々にCMSについて調べてみたら、いろいろと新しいの(ぼくが知らなかっただけだろうけど)が出てきているではないか。

2つほど気になったのがあったので書いておこうと思う。


ひとつ目は、「ExpressionEngine」。
GIGAZINEはこれを使っているらしい。

コア版はフリーで有料版はいろんな機能がついているということだ。


もうひとつは、「Frog」。
Radiant」というCMSをPHP化したものらしい。

ぱっと見たところ、とても洗練された管理画面だ。
ブログというより、どちらかというと、サイト自体を丸ごと管理するといった感じだろうか(詳しく見ていないのであてずっぽう)。
実は、うちのようなサイトをするのには、こういうタイプのCMSのほうがいいのかもしれない。


参照したMOONGIFTというサイトの丸ごと受け売りになってしまったけれど、この2つは気になるので正月休みにゆっくり取り組んでみたいと思っている。

「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」に感動

遅ればせながら、「ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない」に夢中になってしまった。
ひさびさに、2chで泣ける話を読んだ。電車男なんて目じゃないくらい。

内容についてはあまり詳しくは書かないけれど、登場人物がそれぞれ個性的で、ついつい話に引き込まれていく感じの文章と展開……。
ついでに上記リンクのまとめページはうまいこと編集してあって読みやすいのであっという間に読めてしまう。

まだの方は、とにかく騙されたと思って一度読んでみることをおすすめします。
なんか、自分がちっぽけだなぁというか、でもがんばらないとなぁとか、いろんなことを考えさせられること請け合い。


念のため、まとめページのURL一覧

いよいよE-3か?

E-3のことが気になって気になって仕方がなくて、すっかりブログの更新もおろそかになってしまった(うそ)。
いつも読んでる他のカメラのユーザのブログでもE-3が評判で、E-1を発売当時から使っているぼくとしては、うれしいやらもどかしいやらで、それはもう気が狂いそうな毎日なのだ。

で、どうにも毎日の生活に支障をきたすので、ここらで意を決してこの週末あたりドナドナ機材を持ってキタムラに行ってみようと思っている。
このあいだ挙げたドナドナ候補は、Rライカと2.8ズマロン。これで10万もう少しくらいになったら、残りは分割にしてしまおうという算段。あまりにも二束三文な値段だったらやめてオークションに出すしかないかと。

そんなことを考えていたら、ふと、本体価格17万ということは、中古でR-D1が買えるじゃないかということに気がついてしまった。どうせ一眼レフはよっぽどのことがないと持ち出さないし、それならいっそレンジファインダー生活に戻ろうかなぁなんて3年前と考えがループしている状態。こんなことならR-D1売らなきゃよかった……。って、もうねぇ、あほですよ。

しかし、丸4年ほぼE-1だけでがんばってきたわけだし、4年間耐え続けてやっと日の目を見たオリンパスとフォーサーズに乾杯ということで、ぜひともE-3は欲しいわけで……。


ともあれ、運を天に任せて週末キタムラに突撃してみようと思う。

ところで、E-3の在庫はあるのか?

さらにE-3! E-3! E-3!

各所でE-3が届きまくりでしょぼーんな1日。
うーん、うちにも届かないものか(いや、注文してないけど)。

おかげで朝から取り扱い説明書のPDFをダウンロードして、買ってもないのに目を皿にしてくまなく読んでしまったではないか……。

「Fn」ボタンは「AEL/AFL」ボタンと入れ替えができるようだ。親指AFが「Fn」ボタンできなかったら魅力半減だなぁと思っていたので、この点はひと安心。
ワンタッチホワイトバランスは、「Fn」ボタンに割り当てて「Fn」を押しながらシャッターを切るようだ。
そんなに頻繁に使うことはないだろうけれど、いざ使うときすぐに使えないと意味がないのでこれは困るんじゃないかと思ったのだけど、どうも「Fn」に割り当てられる機能はどれもぱっとしないのでホワイトバランスを割り当てて「AEL/AFL」と入れ替えておけば問題は解消しそうだ。

というふうに、持ってもいないカメラに妙に詳しくなってしまった。あほか。

うーん、まったく。


現在のドナドナ候補……。


  • Summaron 35mm F2.8(もったいないなぁ)

  • R4s(どうせ使わないだろうけどお金にならないしなぁ)

  • Macro-Elmarit-R 60mm F2.8(E-1用にマウントアダプタまで買ったのになぁ)

さて、いかに。

さらに追記 2007-11-24 11:40

さすがに新たにエントリにするのもどうかと思ったので追記。

昨日の夕方近所のキタムラに行ってみたら、ショーケースの中にE-3用の台座だけあって展示機はない状態だった。というか、E-300以降オリンパスに冷たかったキタムラが(しかも地方の)展示機をおくつもりがあることにびっくり。
ついでに D300も同じ状態になっていた。予約してなかった人が展示機でいいからといって買っていったのか?

で、昨晩さらに考えて、Summaronが里子に出るということは、IROOAやITDOOなどのフードも不要になるじゃないかということに気がついた。この際だから大放出して機材のダイエットを図ろうかと。

E-3! E-3! E-3!

E-3フライングゲット続出でうらやましい限り……。

予約特典のストラップほしかったけれど、お金の目処が立たず断念。
そりゃ、パンダ買って引っ越ししてりゃ、無理で当然。

でも、E-1で丸4年もがんばってきたご褒美に、ぜひともE-3は手に入れたいところ。
ついでに、とても優秀らしいワイヤレスストロボシステムも。

いやはや、それにしても二コキヤノを横目で見ながらずーっと耐えてきた甲斐があるってもんです、ワイヤレスストロボ。


というわけで、どうせ、どう転んだって最終的には買うのだから、予約しときゃよかったよなぁという、あとの祭り感満点な1日なのだった。

パンダのオイル交換


RICOH GR DIGITAL

8月からパンダに乗りはじめてちょうど3,000kmちょっと走ったので、昨日オイル交換に行ってきた。
少し過保護な気もするけれど、末永く乗るために、まめにメンテナンスをしてやろうと思っている。

ついでに、少し前から加速時にボンネットのあたりから「カタカタカタカタ……」という音がするようになっていたので、それも見てもらった。
他にも細々気になるところがあったのだけれど、いざお店に行くといろいろ忘れてしまって、帰ってきてから「あ、そういえば忘れてた……」という始末。まあ、走行にはあまり関係のないこと(たとえばリアワイパーを作動させたときにウォッシャー液が出ないとか)なので次回でもいいか思う。

さて、「カタカタ」の正体は、お店で聞いた話を元にネットで調べてみたところ、パージバルブというガソリンタンク内で蒸発したガソリンをインテークに放出するバルブの動作音ということらしい。どうやらそのままでも問題ないようなのだけれど、いちおう応急処置をしてもらった。
おかげで帰り道はいままでの「カタカタ」が鳴らなくなって、あまりにも静かなので物足りないなぁとか思ってみたり。人間手薄情なもんです。

そんなことを思いながらお店を出で家に帰る途中、急に雨が降り出して家に着くころには土砂降りになっていた。
で、駐車場についてふと空を見たら大きな虹が……。

そんなわけで、上の写真はそのときの虹。
彦根城に虹がかかるなんてなかなか珍しいような気がする。っていうほどいつもお城を見てるわけでもないのだけれど。

Ads by Google