続・梅佳代のこと

昨日家に帰ったら、またしてもストーブがつけっ放しになっていた。今季3度目。

それはともかく、2ちゃんねるあたりで、「どうやら梅佳代が木村伊兵衛賞を受賞するらしい」という噂が飛び交っていておもしろいのでちょっと書いておきたいと思う。ついでに受賞者は2人いて、もうひとりはミニチュア風写真の本城直季だということらしい。

信憑性はともかくとして、もし本当にそうなんだったとしたらちょっとおもしろくないなぁというのが正直なところ。

先日梅佳代が情熱大陸に出るっていうのを書いてそれからほっとらかしだったのだけれど、実はあの情熱大陸の放送を見て「なーんだ」と思って書く気を失ってしまったからだ。
自由奔放にぱしゃぱしゃと写真を撮る梅佳代を見て、正直なところうらやましいなぁと思ったことも否めない。だけど、「梅佳代、こりゃやっぱりすごいわ」といった感じの絶対的な魅力は微塵も感じられなかった。もちろん、写真の好みの問題もあるし、テレビの演出のせいもあるだろうけど。

そんなわけで、放送を見終わったあと、どうも腑に落ちないなぁと思っていたら、2ちゃんでこんなスレッドを見つけた。

基本的に批判的な内容が多いのだけれど、的確な意見もあってなるほどと思った。
で、木村伊兵衛賞ですか。

あまり邪推はしたくないけれど、納豆みたいな感じがするのはぼくだけかなぁ。
あの放送を見たみなさんはいかがでしたか?

GEKKOがインクジェット用紙で復活

印画紙の老舗ブランド「GEKKO」がインクジェット用紙で復活するらしい。
ぼくがモノクロをやっていたときは(まるで今はやっていないみたいな書き方)、オリエンタルの印画紙に惚れ込んでいたので、GEKKOはほとんど使った記憶がない。手持ちの印画紙がなくなったときに暗室に転がっていた古いのを何度か使ったことがある程度だ。
もちろん、熱狂的なファンがいるのも知っていったけれど、どちらかというと垢抜けないパッケージで、メインで使ってみようという気にはならなかった。ま、印画紙のパッケージなんて似たようなもんだし、紙自体がいいかどうかが本質的な問題ではあるのだけど、ブランドイメージのようなメンタルな部分はぼくにとってはとても大切なのだ。
だから、オリエンタルをずっと使っていた。オリエンタルはかっこよかった。
今考えてみれば、印画紙の特性なんかより、ほとんどイメージだけで選んでいたんじゃないかと思う。厳密に焼き比べたりするほどお金がなかったし、そんなスキルもなかった。

ま、それでも、よき思い出ではある。
「おじさんが若いころにはもっとたくさんの種類のバライタ紙があって、黒の引き締まり具合もよかったんだぜ……」
なんて、歳をとったら言うのだろうか。

それが、ここへきてGEKKOのインクジェット用紙発売となると、急に胸が高まる。
エプソンとかキヤノンとかhpとかの純正紙じゃなくて、GEKKO。しかも、モノクロ専用紙。いくらGEKKOに思い入れがなかったとはいえ、家電屋の紙とはひと味違うに違いない(いや、違っていてほしい)。

実は、印画紙メーカーもけっこう前からインクジェット用紙市場に乗り出していて、オリエンタルもイルフォードもプリンタ用の紙を供給している。
だから、GEKKOが復活しても、ほんとうは驚くべきところではないのだけど、後発だけに期待はしたいところ。

と、ぐだぐだ書いてしまったけれど、結局のところhpのプリンタを買う口実がほしいだけだったりする。
今月中には注文してしまいたいとは思っているのだけれど。


メーカーのプレスリリースは以下をご参照のこと。販売はピクトリコになるようだ。

情熱大陸「梅佳代」

Flickrをはじめるといってはみたものの、放置気味。
やはり、タイトルがちゃんと表示されないというのは痛い。だったら、直接ブログ書くほうが手っ取り早いし。

ところで、今度の日曜日14日の情熱大陸に写真家の梅 佳代が登場する。
日常のおもしろい瞬間を切り取る写真で有名な写真家。写真集「うめめ」はとってもおもしろそうなので買ってみたいと思う。

ぼくは機材が大好きだし、どちらかというと真剣な、気取った感じの写真(というとよくわからないけれど)が好きなので、この梅 佳代のように機材に無頓着(失礼!)、プログラムモードで押すだけのような写真はあまり好きではないのだけれど、できあがった写真からは、写真自体のおもしろい部分がそのまま表現されている気がして、それはそれでいいのではないかと思う。もちろん、ぼくの梅 佳代に対する認識が間違っているだけなのかもしれないし。

そういう意味でも次回の情熱大陸はとても楽しみ。

ちなみに梅 佳代についてはこのあたりをご参照あれ。

いちおう、情熱大陸のサイトも。

Flickrをはじめてみた

EPSN0375 Originally uploaded by lazycamera.Flickrからブログに投稿できると知って、はじめてみることにした。この記事はFlickrから書いている。うまく使えばギャラリーでFlickrと連携した日々のフォトログができるんじゃないかと企んでいる。それとは別にfotologueのアカウントもつくった。こっちはメインのギャラリーをそのまま移植するつもり。いつまでも自前サイトにこだわらず便利なツールはどんどん使っていくことにした。もちろん、このサイトはちゃんと継続させていくつもりだけど。やはり、たくさんの人に写真を見てもらう努力をしないとね。そのためには現状では不十分かと。

追記

と書いたものの、タイトルがちゃんと反映されない模様。ちょっとやる気なくすなぁ。
でも、もう少しいろいろやってみようかと思う。

ちなみに上の写真は去年の今日撮ったもの。カメラはR-D1。去年は10日が成人の日で雪が積もっていた。

iPhone 登場!

噂されていたアップル製携帯電話「iPhone」が発表になったようだ。
携帯電話というよりは、コミュニケーションデバイスという位置づけで、電話以外にメールはもちろんのこと、ウェブブラウズやチャット、テレビ、そして音楽(iPod)が一緒になったものということらしい。

すでに米アップルのサイトでは上に並んだメニューの中に「iPhone」というタブがつくられていて製品の詳細を見ることができる。
クイックツアーを見てみると、どうも複数人数での音声通話が可能になっているようだ。iChatとかSkypeだと考えると当然のことだけど、これが携帯電話の機能だとするとけっこうすごいことなんじゃないかと思う。
ほかにもブラウザにはSafariが搭載されているそうだし、フォトビューアも使い勝手がよさそうだ。もちろんMacとも完全に連携できるだろうし。
なにより、携帯がアップルのインターフェイスで使えるというところが魅力的。日本のいかにも家電然とした使いにくいインターフェイスはこりごりだ。

ところで、気になる発売時期はアメリカでは6月、ヨーロッパでは2007年末で、アジアは2008年ということらしい。
おそらく日本のキャリアはソフトバンクになるんじゃないかと思っているのだけど、目まぐるしく変わる日本の携帯市場でこういう機種がどれくらいの需要があるのかはけっこう謎。日本では発売は見送りとかいうことにだけはならないでほしいなぁと。
ぼくの携帯はすでに3年以上も使っていて、iPhoneが出たら買い替えようと思っていたのだけれど、どうやらまだまだ先のようだ。

追記 2007.01.10 16:40

日本のアップルのサイトにも詳細が出た模様。


さらに追記 2004.01.11 13:15

どうやらアップルは商標の問題をクリアしていなかったらしくシスコシステムズから訴えられていますね。

フィルムスキャンお正月の部は終了

正月3日から取り組んだフィルムスキャンは8日でいちおう一区切り。
4日間でブローニーを20本、35mm判を15本ほどスキャンした。すべてモノクロフィルム。

本当は旅行のときの写真をもっとたくさん取り込むつもりだったのだけど、ローライで撮った6×6のネガをスキャンするのにかなりの時間を費やしてしまった。

4日間ほぼ丸1日中スキャンしてこの程度なのだから先が思いやられる。
しかも、スキャンしたのはいいとして、その画像をレタッチする時間を考えるとさらに膨大な時間がかかるだろう。
旅行中のネガは35mm判で約100本ある。そのうちスキャンが終わったのが30本で、レタッチ済みが10本ちょっと。まだこの10倍以上の作業時間が必要だということだ。このペースでいったら1年以上かかっても終わらないんじゃないかと思う。過去の整理をしているばかりで前に進めない……。

割り切って気に入ったカットだけスキャンすればもう少し効率よく短時間で済むのかもしれないけれど、デジタルでベタ焼きをつくりたいと思っているので全部スキャンしないと気が済まない。そういう意味ではデジタルになってぼくらの時間はどんどんなくなっていくように思う。

愚痴ばかりになってしまったけれど、全部スキャンすることでいいこともある。
いままではベタ焼きをつくってその中からよさそうなカットを選んでプリントして終わりだったけど、全部スキャンするとなるといいカットも悪いカットもひっくるめて撮ったすべての写真と向き合わなくてはならなくなる。だから、いままで見過ごしていた何気ないカットが実はとても気に入ったものなるというのもあるし、逆に悪いカットはどこがいけなかったのかを考えるようになる。
すでに6年も前に撮った写真たちと、いまになってはじめてちゃんと向き合えているような気がするのだ。

そんなわけで、しばらく昔の写真を整理し直して、自分がどんな写真を撮りたかったのか、どんな写真を撮りたいのかを考えてみたいと思っている。
ずっと新しいことをやって前に進んでいくのもいいけれど、立ち止まって過去を見直すのも悪くはない。きっとそうすることも立ち止まるのではなく別の意味で前に進んでいくということなのだと思う。

最後にここ数日のスキャンの中から。




Konica Hexar RF / Summicron 50mm F2(1st) / TMY

中国雲南省元陽に向かう途中で。2000年7月撮影。元陽は昆明から300kmほど南の小さな街。バスで1泊2日。いくつもの山を越えていく。




Konica Hexar RF / M-Rokkor 28mm F2.8 / XP2

初めて元陽を訪れたとき、天空の城だと思った。尾根沿いにへばりついた家々は霧が立ちこめるとすっぽりと雲に覆われて雲の上に浮かんでいるようだった。




Konica Hexar RF / M-Rokkor 28mm F2.8 / TMY

元陽の中心部。霧で数メートル先もよく見えないほど。この坂を下ったところがちょっとした広場になっていて、月に何度か周辺の少数民族が集まってきてマーケットが開かれる。




Konica Hexar RF / M-Rokkor 28mm F2.8 / XP2

元陽は棚田で有名な街。本当はもっと壮大な棚田があるのだけれど、ぼくは最初その場所がよくわからなくて辿り着けなかった。そのときに撮った1枚。

元陽については写真家の青柳健二さんのサイトを参照のこと。ブログもある。ぼくは直接面識はないのだけれど、ぼくの妹とか、この旅で出会った友人たちは会ったことがあるそうだ。
* * *
すっかり旅行の話になってしまったけれど、最後にプリントのことを少し。
ここ数日ずーっと写真をレタッチしていて思ったのは、デジタルになっても暗室でのプリント作業と同じで焼き込みや覆い焼きによって思い通りのトーンが出せたときは飛び上がるくらいうれしいということだ。と同時に、どういうトーンを目指してどういうトーンをつくり出すかというのはつくづく難しいとも思う。

いまのところ撮影欲よりプリント欲のほうが強くなってきたので、しばらくはカメラより写真集なんかにお金を費やして、もっとたくさんいい写真を見たいなぁと思っている。そのほうがお金もかからないしね。

故郷の風景

元旦の朝、無事広島の実家に帰省し、1晩だけ泊まってまた滋賀に帰ってきた。
年末に宣言した通り、この正月はフィルムスキャナF-3200で今までのネガを丸ごとデジタル化してしまおうと企んでいる。

が、6、7年分のネガが数日で全部スキャンできるわけもなく、作業は非常に難航……。
たぶんこのぶんだと3ヶ月くらいまったく他のことをせずに毎日せっせとスキャンしないと全部終わりそうにない。

スキャナの使い勝手とか、スキャン画像の解像感とかいったことも書きたいところだけれど、そんな時間もないので、
とりあえず以前に撮影した実家の景色でも載せてお茶を濁しておくことにする(2007年もあいかわらず本題に辿り着けずにお茶を濁してばかりの予感)。




Rolleiflex 3.5F / Xenotar 75mm F3.5 / Tri-X

ブローニーもスキャン可能なスキャナなので本サイト初登場となるローライフレックスのネガから。2003年に撮ったものだ。
ぼくの故郷は、広島といっても東の端、福山の近くだ。先の市町村合併で晴れて(?)福山市となった。最近でこそ、JR西日本のDiscover Westの広告などでも取り上げられているみたいだけれど、ぜんぜん観光地という趣のない町だ。

この写真を撮った場所はうちのお墓があるところで、正月にお墓参りに行くときにはよくカメラを持って行って写真を撮っていた。
2004年にはR-D1にズマロンをつけて撮っていたので同じ風景だけどついでにもう1枚。




EPSON R-D1 / Summaron 35mm F2.8

ちなみにわが家はこの写真でいうと右下あたりに見える小学校のすぐそばにある。

故郷の写真って、ほんとは真剣に取り組んでみたいと思うのだけれど、いざやるとなると気恥ずかしくてなかなか撮れないものだ。ほかにも、通っていた中学校や高校の周辺とかいった自分の生い立ちを辿って写真を撮るというのもいいんじゃないかと思う。
ま、こういうのって言っておきながら全然取り組まないのが常なのだけど。

最後に、わが家の猫「マサル」(名前の由来は「すごいよ!!マサルさん」から)。




PENTAX 645 / A120mm F4 Macro(たぶん)/ NEOPAN SS

これは2000年の1月撮影。ペンタックスの645を使っていたときのものだ。
マサルもこの写真ではふっくらしているが、それも6年前のこと。いまではすっかり年老いてやせ細ってしまった。

このときには他にも尾道の写真をたくさん撮っているので整理してギャラリーで掲載したいと思う。

というわけで、どうにかスキャン作業も進んでいるのだけれど、肝心の旅の写真には辿り着けていない。
明日からもせっせとスキャンに励む予定。

振り返って前を向いたら年が明けて2007年

さっき2006年を振り返ってみたわけだけど、日付がかわって今日は2007年。
みなさま、あけましておめでとうございます。

彦根は今年彦根城が築城400年を迎え、いろんな催しが予定されている。そのプレイベントということで大晦日に2万灯のキャンドルを灯す「キャンドル・ナイト」に行ってきた。


OLYMPUS E-1 / 14-54mm F2.8

写真はキャンドルで形作られた「ひこにゃん」。こんなに低いところから撮ったらなにかわからないけど。

後半はビデオ撮影もしたのだけれど、ものすごく寒くてカメラに霜が降りて凍るほどだった。
いちおう最後のあとかたづけまでやって3時前に帰ってきた。

ついでに宣伝しておくと、ゆるキャラで人気のひこにゃんのムービーも公式サイトで公開されている。

* * *

さて、今日はこのまま朝まで寝ずにそのまま実家に帰省するつもり。
2日ほど実家で過ごした後は守山にこもってせっせとフィルムスキャンをしたいと思っている。F-3200も買ったことだし(というか、そのために買った)。
さらに、実家から帰ってくるときに梅田のヨドバシに寄って、あわよくばhpのプリンタPhotosmart Pro B9180も買ってしまおうかと企んでいる。

まったく、正月早々物欲が満開だけれど、この勢いを利用していままでのネガを全てデジタル化してしまいたいと思う。

またしばらくネット難民になるけど、オフラインのPowerBookでせっせとサイトの充実を図るつもり。

ともあれ、今年もよろしくお願いいたします。

2006年を振り返る

お正月休みに入って落ち着いたらゆっくりいろんなことを書こうかと思っていたのだけれど、気がついたら今年も残すところ数時間しかなくなってしまった。
エプソンのスキャナF-3200を買ったとか、Photoshop CS3のベータ版をインストールしたとか、横木安良夫の写真集を買ったとか、ApertureとCapture Oneで現像の違いを比べてみたとか、TVS IIIのレビューだとか、ほかにも時事ネタでいうとフセインが処刑されたとか……言い出したらきりがないほど。

でも、もう時間がないのでそういう話は来年にまわして、とりあえずブログの記事から今年1年を振り返ってみようかと思う。

* * *

今年のぼくの一大ニュースといったら、やはりこれだろう。

なんか、人生変わったと思う。ほんとに。
2006年は大きな節目の年だったのね。

それから、これは直接ぼくのことではないけれど、友人たちが新しい道に羽ばたいた年でもあった。

親しい友達がこうやって自分の道を進んで行くのは喜ばしいことではあるけれど、いっぽうでぼくとしては焦りを感じてしまう。でも、たぶん来年のいまごろも同じことを言ってるんだろうけど。

その他は……というと特に変わったこともないか。
写真はというと、今年の後半になって急激に銀塩回帰をしたことくらいか。
カメラの大きな買物はなかったものの、レンズは数本買ったなぁ。と思ったらR型ライカ買ったのをすっかり忘れてた。
過去の記事を探しても書いていなかったようなのでここであらためてご紹介。




Leica R4s






MRメーターを装着したM4-P

前々からR型ライカが欲しいなぁと思っていて、でも使わないだろうしなぁと躊躇していたところへちょうどオークションでいい出物があってコロッと買ってしまった。
レンズはマクロエルマリート60mm F2.8。
しかし、買った直後こそせっせと撮ったものの、案の定ここ数ヶ月は使わなくなってしまった。うーん。

そして、M型に再び戻ってMRメーターを購入。これも記事として書いていないのでちょこっとだけ写真を。
MRメーターを買ってからライカウィルスは猛威を振るい、さらにMレンズも買ってしまうわけだ。

このところのモチベーション維持にこのレンズは一役買ったのだけど、それもつかの間、いまはまた写真欲が下火になってしまっている。うーん、困ったものだ。

* * *

そんなわけで、けっきょくカメラの話になってしまったけれど、いちおうカメラと写真のサイトということでご勘弁を。
来年こそはもう少し旅の写真やカメラの記事を充実させていきたいと考えている。

では、みなさまよいお年を。

(と書いて、数時間後には「あけましておめでとうございます」って書くわけだけど)

CONTAX TVS III

年末の忙しさにかまけてブログ書くのを怠ってしまった。
ここ数日でいろんなものを買ったのでそのことも書きたいし、2006年の総括みたいなことも書きたいのだけれど、ひとまず明日、今年の仕事が全部片づいたら時間をつくって書きたいと思う。
ということで、最近ぼくの元にやってきた新入りのカメラでも紹介してお茶を濁そうかと……。

なんと、LAZY CAMERAはじまって以来のCONTAX。
というか、はじまるどころか人生初CONTAX、初ツァイスなのだ。

ライカに足を踏み入れた人間としては、なんとなくライバル的な感じがして敬遠してきたツァイス(いつの時代ですかって感じだけど)。そうはいっても造ってるのは京セラなわけで、れっきとした国産カメラだ。
CONTAXの一眼レフはあまり興味がなかったけど、コンパクトでは、T、T2、T3なんかは今まで何度となく欲しくなってはあきらめていたカメラだった。
が、ここへきてTVS。しかも、IもIIも通り越してIIIが手元にやってきた。
やってきた経緯は省略させていただくとして、ともかく大事に使わせてもらおうと思っている。

あまりモノクロ向きという感じでもないので、カラーポジでも入れて撮ってみるのもいいんじゃないかと思う。販売中止で話題(?)のコダクロームなんか似合いそうだ。
ぼくはずっとモノクロだったのでコダクロームを使ったことがない。この機会に歴史的フィルムを堪能するのも悪くないし、そそういう点ではTVSはうってつけのカメラじゃないかと思う。

しばらくカバンの中のサブカメラはTVS IIIに決定。
それにしても、このところ、ほんと銀塩回帰してるなぁって思う。
そのわりにはカメラさわってるだけで、写真あんまり撮ってないのだけど。

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