Cameraの記事

M5入院

3月の終りに買ったM5の調子が悪いので、6ヶ月保証の期間内に修理してしまおうということでカメラ屋さんに持って行った。




在りし日のM5の雄姿。レンズはズマロン3.5に12504フード。

調子が悪いといっても、致命的な不具合というわけではない。ファインダーのブライトフレームのパララックス補正がうまいこと動いていないようで、近距離に近づくにつれて中で引っかかるかなにかして途中で止まってしまうというような状態だ。
買った直後には全然気がつかなくて、しばらく使っているうちにどうもおかしいことに気がついた。
で、すぐにカメラ屋に持って行ったのだけど、撮影にはそんなに不都合はないし、第一買ったばかりで使いたいだろうし、6ヶ月保障が切れるぎりぎりに持ってきてもらってもかまわないとお店の人が言ってくれたので、そのまま放置していたのだった。

さて、いざお店へ持って行ってみると、前回とは別の店員さんが対応してくれたのだけど、ライカのことをあまり知らないのか、話が全然通じない。
「ファインダーのブライトフレームのパララックスの補正がおかしいみたいなんですけど……」と言って、実際に症状を確認してもらおうとしても、「はぁ、そうなんですか」って、あまりピンときていない模様。

「いや、だから、どういう症状かはご理解いただけましたか?」
「では、伝票にそのように書いておきます」
いや、ぜったい理解してないでしょ。ぼくの言い方が悪かったのかもしれないけれど。

最近のカメラって、修理というより丸ごと交換のほうが多そうだし、それにこのデジタル全盛の時代にレンジファインダーの修理の依頼って、店員さんにはいい迷惑なのだろう。ごめんなさい。
でも、R-D1が現行品として売られてるわけだし、レンジファインダーの仕組みを理解しておいても損はないとは思いますよ。


/*ちなみにR-D1はパララックス補正時に距離計部分は動かずブライトフレームだけが動く。これ役に立たない豆知識ね。*/

そんなわけで、一抹の不安は抱えつつも、ひとまず保障期間内に修理に出せたのでよしとすることにする。

「修理にはお時間がかかりますけどよろしいですか?」
「はい、覚悟はできておりますから」

って、いったいどのくらいかかることやら……。

GOSSEN SIXTINO2

北海道に旅立った友人(って、彼は以前イタリアに旅立っていたわけだけど、その話は改めて)から、ゴッセンのシックスチノをもらった。もらったというよりは永久貸与。そのかわり、*ist D と引きかえに。

シックスチノは、小さくて電池のいらないセレン光式露出計。
M6をインドで盗まれて、M4-2に乗り換えたときに露出計がないと不便だと思って手に入れた。と、ここまで書いてそうじゃなかったことを思い出した。あのときはセコニックのスタジオデラックスを買ったんだった。いちばんスタンダードなやつ。しかも新品で。
それで、しばらくはスタジオデラックスを使っていた。たいてい一度光の状態を見ておいたら、あとはそこから計算して露出を決定した。大きくて重いからあまり何度もカバンから出したりしまったりするのが面倒だったというのもある。モノクロしか撮らなかったから精度的には十分だった。
しかし、いままでカメラ内蔵の露出計で反射式に慣れていたというのもあって、いまいち上手く馴染めなかった。そこで次に手に入れたのがシックスチノだったというわけだ。

この露出計はとても軽いので携帯しているのが苦にならない。カラビナを付けてベルトループにぶら下げておけば、いつでも気が向いたときに露出を測ることができる。写真を撮りながら歩いているときは、こまめに露出を測りながら常にカメラのシャッタースピードと絞りをセットしておく。そうすることで、いま撮りたいというときに、わざわざ露出を合わせる必要がなくなるわけだ。この方法だと露出計内蔵のカメラよりも素早くシャッターを切ることができる。それに、内蔵露出計に惑わされなくてすむという開放感がなんともいい(とはいえ、M5やM6の露出計もそれはそれでいいのだけど)。
とにかく、ライカでスナップで写真を撮るときは、このシンプルさがぴったり合ってるんじゃないかと思う。

そんなお気に入りのシックスチノだけど、デジタルメインになってからすっかり使わなくなって、後輩にM2を譲るときに一緒にあげてしまった。最近になってまたほしいなぁと思うようになったけどあとの祭り。気がつけばすでに生産中止でオークションでも定価より高値がつくようになっていたのだ。

半ばあきらめて、MRメーターを買ってみたり、スタジオデラックスを引っ張り出したり、さらには露出計内蔵のM5を買ってみたり(ま、これはまた別か)したけれど、どうもしっくりこない。やはりM型ライカにはシックスチノがぴったりなのだ。
なんだかなぁと思っていた矢先に、件の友人がイタリアから帰ってきて、そういえば彼もシックスチノを持っていたのを思い出した。それで、話を持ちかけたところ、晴れて譲ってもらえることになったというわけだ。

ここ数日は、使いもしないのに嬉しくて毎日腰からぶら下げている。
もうすでに1週間くらい経つけれど、実はまだ一度もこの露出計を使ってシャッターを切っていないというのは内緒の話。

28mmファインダー SLOOZ

月曜日、M5を買いに行く」の続きを書かないままに、さらに新アイテムを手に入れてしまった。
というわけでM5の話はいつか書くとして、最近手に入れた28mmファインダーの話。

念願の28mm外付けファインダー「SLOOZ」。
実は横浜に行く前(つまり4月の半ば)には手に入れていたのだけど、ばたばたしていて書けなかった。
M5を買ってから、もうしばらくはカメラ機材は買わないと心に誓ったのに、1ヶ月も経たないうちにこの有り様……。
しかし、この手のアクセサリは手頃な価格のものがいつでも手に入るわけではないので、いい出物があったときにはたとえそれが大きな買物をした直後であっても取り押さえておかなければならない(かなり大げさ)。
外付けファインダーはコシナレンダーの丸形のものを持っていたのでとりわけ必要というわけではなかったのだけど、ながく恋い焦がれてきたSLOOZが手頃な価格で売られているのを見つけてしまったのつい……というわけだ。
ちなみにお値段は4万弱。コンディションのいいものになると10万近い値段がつけられることもあるのでお買い得だったと思う(と言い訳)。





コシナと比較。けっこう大きい。




後ろから見たところ。




対物側の四角いガラス。

さて、このファインダー、発売は1960年代でズマロン28mmや初代エルマリート28mmの頃のものだ。型番は「SLOOZ」と「12007」とがあるようだけど詳しいことはわからない(便宜的にSLOOZと呼ぶことにする)。
数ある外付けファインダーの中でも最も造形が美しく、エルマリートとともにM型ライカに装着したときの姿はこの世でいちばんかっこいいのではないかとさえ思う。
シルバークロームとブラッククロームの2タイプがあるが、ぼくは断然ブラックのほうが好みだ。
さらに接眼部分がシルバーのものとブラックのものがあるのかと思っていたら、これはアイピースの部品がとれてしまったということらしい。写真の通り、ぼくのSLOOZもアイピースがとれてシルバーになっている。

手に取ってみると、意外なことに重量は軽く、コシナの半分くらいだ。中にびっしりガラスが詰まっているのかと思っていたけれどそうでもないらしい。
対物側のガラスの角が直角になっているのが特徴で、当時この四隅が直角のガラスを作るのに相当な技術が必要だったという話を聞いたことがある(ソース失念)。
ファインダーの見え具合はそこそこといったところで、残念ながらコシナのほうに軍配が上がってしまう。樽型の歪曲もけっこう目立つ。
しかし、このファインダーの価値は、純正アクセサリであり装着したときの見た目が美しいという点にあると思うので見え具合はほどほどでよしとしようと思う。

そんなわけで、ついに念願のエルマリート28mm + SLOOZという組み合わせが実現した。あとはたくさん写真を撮るのみなのだけど、あいかわらず部屋の片隅で待機していて持ち出すのももっぱら晩酌のときのみ……なのは言うまでもない。

望遠レンズ

今日ふと思い出した話。
大学を休学して1年旅行する直前に、父がこんなことを言ったことがあった。

「望遠レンズって高いんだろ。父さんが買ってやるから持って行きなさい」(方言は補正)

いままで写真とかカメラのことに一切口を挟まなかっただけに、いきなりそんな話が出てきてびっくりした。
写真のことにあまり関心のない父からしたら、「憧れのレンズ=望遠レンズ」というふうに思っていたに違いない。精一杯の粋な計らいだったのだろう。

ぼくは、そのときからすでにレンジファインダー派になっていたし、望遠には興味がなかったのだけど、もちろんその場では反論しなかった。そのとき使っていた一眼レフはペンタックスのLXだったから、FA☆200mmなんていいなぁとも思った。まあ買ってもらえるんだったら望遠の1本でも持ってて損はないだろう。

あとから母が、これでその望遠レンズとやらを買うようにと5万円くれた。そして、くれぐれも他のことに使わないようにと言った。
嬉しかったけれど、同時に悲しくもあった。正直なところ5万円では、廉価版の望遠レンズくらいしか買えそうになかったからだ。

親父に悪いなぁと思いながら、結局ぼくはそのお金でMマウントのMロッコール28mmを買った。
前玉が曇っていたのでなんとか5万円以内でおさまった。

案の定、旅では28mmが活躍した。
父の思いとは裏腹に、ぼくは広角レンズでたくさん写真を撮ったのだった。

もう7年以上も前のことだからすっかり忘れてしまっていたけれど、今日中古カメラ屋のサイトで200mmのレンズを見つけて急に思い出した。
あのとき200mmのレンズを買っていたら、ぼくはいまとは違う写真を撮っていたのかもしれない。
いまはとっては微笑ましい思い出だ。

父はあのときのことを覚えているだろうか。

僕のコダクローム

There Goes Rhymin' Simon
There Goes Rhymin’ Simon
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遅ればせながら、人生初のコダクロームを買った。 で、興味ついでにポール・サイモンの「僕のコダクローム」が入っているアルバム「There Goes Rhymin’ Simon」も買ってみた。

コダクロームは現像プロセスが通常のE-6と違う外式リバーサルで発色が独特というのは知識としては知っていたけど、いままでモノクロ一筋だったからとくに興味がなかった。
ぼくにとってポジといったらプロビアくらいで、どうせどのポジを使っても一緒でしょくらいにしか思っていなかったのだ。

しかし、3月で日本国内の販売が終了するというニュースが流れてから、日本で手に入らなくなるまでに一度は使っておきたいと思うようになった。せっかくフィルムカメラが現役の時代に生まれたのだから、この歴史的なフィルムを一度くらい使っておかないと損じゃないかと思った。

そんなことを思いながらも、あっという間に販売終了の3月はやってきて気がついたら4月になってしまった。もちろん、大手のネット販売ではすでに売っていなかった。都会の店頭ではまだ在庫があるという情報もあったけれど、わざわざ買いに行っているひまもなかった。
いまになってあがいてみても、あとの祭りである。

あきらめかけていたときに、ふとオークションを覗いてみたら、ちょうど6本出品されているのを見つけた。
それで、運よく定価よりちょっと高いくらいの値段で6本手に入れることができたというわけだ。

乳剤番号は、1545。まあ、ぼくの場合は厳密な撮影をするわけではないし、ライカに入れてパシャパシャっと撮るだけなのでロットによる違いは気にしないことにする。というか、これが初めてのコダクロームだからどう違うのかさえわからないだろうけど。

ちなみに、「僕のコダクローム」でポール・サイモンは、「明るい色と夏の緑を僕らにくれる」と歌っている。
コダクロームは渋い発色が魅力のフィルムだけど、きっと当時はカラーフィルムといえばコダクロームが圧倒的に高性能だったのだろう。いまの感覚からしたらベルビアになるんだろうけど。
それから、「Nikon(ナイコン)のカメラを手に入れたんだ」というところも注目。73年のアルバムだから時代的にこのカメラはニコマートFTNとかニコマートEL、もしくはF2というところか。勝手な妄想としては、F2だとちょっとおおげさになってしまうのでニコマートシリーズのほうが似合うんじゃないかと思う。

ともあれ、念願のコダクロームで、さてなにを撮ろうか……。

D-76




現像液をつくっておこうと思って、さっき戸棚の中を見てみたら、後輩が置いていったD-76が大量に発見された。その数14袋。全部1リットル用だった。
ぼくは1:1の希釈で使うので1リットルで10本処理できると考えてざっと140本分の現像液……。

ついでに、このあいだ買ったフジドールEとミクロファインが1袋ずつ残っていて、さらに棚の奥から何年も前のものと思われる黄ばんだ袋のフジドールEとスーパープロドールまで出てきた。昔はフジの現像液に興味がなかったからきっと誰にもらったのだろう。それにしてもスーパープロドールなんて未だにどうやって使ったらいいのかもわからない。

とりあえず、これから現像する用に、黄ばんだほうのフジドールEを溶かしておいた。

最近ではフジドールEを使うことが多くなってきたので(もう製造中止のようだけど)、これではますますD-76は消費できそうにない。うーん。

まあ、せっせと写真を撮るようにという神のお告げだと思って使うしかないかなぁと思ってはいるけれど。

GR D用ワイコンとCCDのゴミ

M5の続きはまた別に書くとして、実はそれより前にGR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズを買った(買ってばっかりだ)。

以前に、「春なので21mmあたりの広角が欲しい」と書いたのだけれど、E-1用に11-22mmのズームを買うか、*ist D用にDA 14mmを買うか、はたまたスーパーアンギュロンか……というところで迷っていた。
実際に手に入れたら手に入れたで、おそらくほとんど使わないだろうという自信もあったので、ここはひとつGRのワイコンで21mmを試してみてから考えようと思った。

で、さっそく手に入れたわけど、21mmというのはかなり広い。実はぼくにとっては人生初21mmだった。
いままでそんな広角の必要性を感じたこともなかったし、それにライカを使っていたときは21mmというと必然的にスーパーアンギュロンしか選択肢がなくなってしまうので(そのころはコシナレンダーのスコパー21mmは存在しなかった。アベノンはあったと思うけど)、無理だとあきらめていた。
一番広角だったレンズはペンタックスのFA☆ 24mm F2だった。このレンズでさえ画角の広さを持て余してしまって、結局広角からは遠ざかっていたのだ。

さて、そんな人生初の21mmでさっそく撮ってみたのだけれど、何枚か撮るうちに気がついたら背面の液晶モニタにシミのようなものが出るようになった。撮った写真にもはっきりとシミが見える。
絞ってみたらさらにそのシミは大きくなった。




GR DIGITAL + GW-1 with ゴミ

ご覧の通り、かなり大きなゴミが写り込んでいる。これにはまいった。
ちょうど今週末ある撮影に使おうと思っていただけにショック。

今週末に間に合わせるには、平日の昼間に大阪のリコーへ即日修理に出すか、それとも……。
そこでひらめいたのが「あの」レンズだったわけなのである。

なんとなく昨日のM5の話とつながりそうなので、明日に続く。

月曜日、M5を買いに行く


OLYMPUS E-1 / ZD 50mm F2 で撮影

気がついたら、「24回払いで」という言葉を口にしていた、よく晴れた日の夕暮れのカメラ店……。

毎日書こうと思うことを書かないまま今日になってしまったので、なんの脈絡もないように聞こえてしまうけれど、ともあれ、今日M5を手に入れた。

M5といえば、露出計がついて大きく重くなってちょっと不細工になってしまったライカ。自分の人生に最もかかわりがないだろうと思っていたライカ……。
しかも、M2を手放してから、もうクロームのライカは買わないって心に誓ったつもりだったのに、いま手元にシルバークロームの美しいM5がある。

今日は天気がよかったから、今日しかないと思った。
あまりにも天気がよかったからライカを買いに行こうと思った。人生の中でそういう日があってもいいんじゃないか……。

まるで思いつきで買ったかのようなことを言っているけれど、本当はそんわなけではない。
少し前から久々にライカウィルスに侵されて、日常生活もままならいほどだったのだ(かなり大げさ)。

ぼくは常々、カメラは黒い方が断然かっこいいし、M5のように大きくて不細工なスタイルは好みじゃないと思っていた。
シルバークロームのM5というのは、いままで一番遠くにあったはずのライカだった。
しかし、ふとした拍子にシルバーのM5のことが書かれたネットの記事を見かけて、それから虜になってしまった。いままでなんとも思っていなかった同級生の女の子があるときから急に気になりはじめたような、そんな気分だ。

気になりはじめたら、もう止まらない。
ネットでM5のことをいろいろ調べて、在庫がありそうなお店も探した。
そして、思い出した。
そういえば、彦根のキタムラにシルバークロームのM5があったじゃないか……。

と、ここまで書いて力尽きてしまった……。続きはまた明日。

オリンパスのイメージキャラクターに宮﨑あおい

E GOES to WORLD

オリンパスやめてEOSだとかなんとか言った矢先に、オリンパスのイメージキャラクターに宮﨑あおいが起用されたというニュースが……。
オリンパス、やるじゃねえか。ちょっと見直した。ついでにE-410も欲しくなった(ってどんだけ影響されやすいんだか)。

このサイト、簡単なFlashだけど、映画のワンシーンを思わせるような写真がなかなかかっこいい。
なんだか一気にオリンパスに対する好感度がアップしてしまった。

ちなみに、カメラ関係のイメージキャラクターを各社挙げてみると、


































ニコン 木村拓哉 / 松嶋菜々子(いまはもうやってない?)
キヤノン オダギリジョー(IXY)
ペンタックス 高樹沙耶?(特設サイトがある)
フジフイルム 蛯原友里
パナソニック 浜崎あゆみ / 綾小路きみまろ
ソニー アンジェラ・アキ?
カシオ 水川あさみ
オリンパス 宮﨑あおい / 浅田真央

と、こんな感じか。
こうやって見渡すとかなり宮﨑あおいはいい線いってるんじゃないかと思う。少なくとも、ニコンのキムタクより何十倍もいい。
でも、浅田真央はどうでもいいけど。

そんなわけで、いままでデジタル一眼レフが欲しいって相談を受けたら、迷わずペンタックスのK100Dを勧めていたのだけど、これからはE-410を勧めることにしたいと思う(へんな結論)。

EOS! EOS!

あろうことか、ワタクシEOSの虜になっております……。

キヤノンというメーカーはあまり好きではなくて、ずーっと頑なに非売運動を続けていたのだけれど、ここへきて急にEOSが気になるようになってしまった。

実は、E-1を買うときに10Dが候補に上がっていて、でも、けっきょく誠実な(イメージだけど)オリンパスにした。
もちろんキヤノンのシェアは断トツで1位。だけど、見るからにしょぼいKiss(ユーザの方ごめんなさい)をたくさん売って荒稼ぎしている姿は、どう見ても好きになれなかった。もちろん、それがビジネスモデルなわけだし当然のことなのだけど、そのときのぼくは、どうもキヤノンは信用ならないと思っていたのだ(もちろん今でも)。

そういう意味では、いま一番好感が持てるのはペンタックス。
K10Dはユーザの意見をたくさん取り入れて好調な売れ行きだし、ことあるごとに登場する畳家さんがさらに高感度をアップさせている。

だけど、先日のEOS 1D Mark IIIの発表で、ぼくは完全にキヤノンにやられてしまった。
ごめん、オリンパス。だけど、あまりにももたもたしてるもんだから、もう気が変わってしまったんだ……。
(なんか男と女によくありそうなやりとり)

と、そこまで言うのは冗談としても、PMAでのオリンパスの不発さにというか、E-1後継機の出来の悪そうさに呆れてしまったところだっただけに、妙にEOSにやられてしまったのだ。

そう思っていろいろ考えていると、べつに 5Dでも悪くないしなぁとか思いはじめてしまった。
さて、どこからお金を捻出しようか……。
ここまで来るとけっこうやばい。

そんなわけで、180度方向転換というか、宗旨替えをしてしまいそうな勢いなのだ。

ところで、話は全然関係ないけれど、EOSといえば昔ヤマハのラケットにEOSってあったよなぁとか思っていろいろ調べてみたら、アガシとグラフが結婚というかなーり過去の記事を見つけてしまった。
そういえばそうだっけ? いまさらながら驚いても仕方ないけど。

で、アガシとグラフがテニスしてるCMみたいなのを見つけたのでついでに貼っつけておきます。

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