Cameraの記事

PMA! PMA!

ついに日本時間の今日からPMA 2007が開幕。

今回の目玉は、オリンパスのフォーサーズ第2章のはずだったのだけど、結局というか案の定というかE-410とE-510っていううへんてこりんなラインナップで肩透かしをくらってしまったので、非常におもしろくない。E-1の後継機も微妙だし。

なんか、オリンパスにはもう期待するだけ損なんじゃないか……なんて思ったりして。それよりも、シグマのDP1とか、ソニーのαフラッグシップのほうが、よっぽどサプライズだった。

フォーサーズ関係で唯一の希望は、松下のズミルックス25mm F1.4。10万ちょっとという破格の値段で3月下旬に登場ということで、フォーサーズユーザはそっちの方が盛り上がってるんじゃないかと思う。

いずれにしても、ぼくとしては新しいカメラを買うお金はどこにもなくって、逆に目ぼしいものが登場してくれなくてよかったんじゃないかとさえ思っている。


ちなみに目下購入を予定しているのは、カメラと全然関係ないけれど、コクヨの椅子。

KOKUYO AGATA/D(めんどうなのでアフィリエイトはなし)

これ、むっちゃかっこよくないですか?
ちょっと奮発して、こういう素敵な作業環境で仕事をするのっていいなぁと思う。
椅子ってそうそう買い替えるもんでもないので無理してでも買ってしまおうかというところ。


そんなわけで、PMA! PMA!と書いたわりには全然関係ない話になってしまったけれど、ま、それもこれもオリンパスのせいっていうことで……。
しばらく、カメラのことを忘れて、写真のこと(レタッチとかプリントとか)をちゃんとやろうと思っておる次第です。

ローライ 3003

ローライの一眼レフがほしい。
ローライの一眼レフがほしい。
ローライの一眼レフがほしい。

できれば、3003がほしい。


と3回+よくばりなことを言ってみるテスト。

検索で辿り着いた方、申し訳ありません。
ここにはローライの情報は一切ありません。

でも、いつかは、「こういうレア物カメラの情報ならLAZY CAMERA行けば載ってるよ」みたいなサイトになることを願いつつ……。

それには莫大な投資というかお布施が必要なわけだけど……。


ちなみに、ローライフレックス 3003というのは、ハッセル型をした35mm判カメラ(ちょっと語弊があるけど)。ウェストレベルとアイレベルの両方のファインダーを装備してフィルムバック交換式という凝った造りになっている。
最近は妙にウェストレベルのファインダーが気になっていて、ハッセルのように左手で包み込むような撮影スタイルの、それでいて小型のカメラが無性にほしくなったのだ。

そこから派生して、さらにローライQBMマウントのレンズも気になって、普通の一眼レフスタイルのSL35Eもほしくなった。こっちも実はけっこう前から気になる存在だった
3003のほうはちょっと値が張るけどSL35Eなら手の届く範囲だ。

と、ここまで考えて、ライカRを持っていることを思い出した。
フィルム一眼レフ買ってもどうせ使わないのは目に見えてるわけだけど……。


そんなふうにして、今夜もカメラ屋さんのサイトを見てはため息をつくのでした。

ブロニカ

ブロニカは「プアマンズハッセル」ではない。
ハッセルが「リッチマンズブロニカ」なのだ。


って2ちゃんの過去ログ読んでいて見つけた。
それはともあれ、なんの前触れもなくマミヤの645が無性に欲しくなった。
標準レンズにウェストレベルファインダー、巻き上げクランクつけたら手のひらに収まるミニハッセルになるんじゃないかと。

もうハッセルは買わないって心に誓ったけど、ハッセルの撮影スタイルっていいと思う。

GEKKOがインクジェット用紙で復活

印画紙の老舗ブランド「GEKKO」がインクジェット用紙で復活するらしい。
ぼくがモノクロをやっていたときは(まるで今はやっていないみたいな書き方)、オリエンタルの印画紙に惚れ込んでいたので、GEKKOはほとんど使った記憶がない。手持ちの印画紙がなくなったときに暗室に転がっていた古いのを何度か使ったことがある程度だ。
もちろん、熱狂的なファンがいるのも知っていったけれど、どちらかというと垢抜けないパッケージで、メインで使ってみようという気にはならなかった。ま、印画紙のパッケージなんて似たようなもんだし、紙自体がいいかどうかが本質的な問題ではあるのだけど、ブランドイメージのようなメンタルな部分はぼくにとってはとても大切なのだ。
だから、オリエンタルをずっと使っていた。オリエンタルはかっこよかった。
今考えてみれば、印画紙の特性なんかより、ほとんどイメージだけで選んでいたんじゃないかと思う。厳密に焼き比べたりするほどお金がなかったし、そんなスキルもなかった。

ま、それでも、よき思い出ではある。
「おじさんが若いころにはもっとたくさんの種類のバライタ紙があって、黒の引き締まり具合もよかったんだぜ……」
なんて、歳をとったら言うのだろうか。

それが、ここへきてGEKKOのインクジェット用紙発売となると、急に胸が高まる。
エプソンとかキヤノンとかhpとかの純正紙じゃなくて、GEKKO。しかも、モノクロ専用紙。いくらGEKKOに思い入れがなかったとはいえ、家電屋の紙とはひと味違うに違いない(いや、違っていてほしい)。

実は、印画紙メーカーもけっこう前からインクジェット用紙市場に乗り出していて、オリエンタルもイルフォードもプリンタ用の紙を供給している。
だから、GEKKOが復活しても、ほんとうは驚くべきところではないのだけど、後発だけに期待はしたいところ。

と、ぐだぐだ書いてしまったけれど、結局のところhpのプリンタを買う口実がほしいだけだったりする。
今月中には注文してしまいたいとは思っているのだけれど。


メーカーのプレスリリースは以下をご参照のこと。販売はピクトリコになるようだ。

CONTAX TVS III

年末の忙しさにかまけてブログ書くのを怠ってしまった。
ここ数日でいろんなものを買ったのでそのことも書きたいし、2006年の総括みたいなことも書きたいのだけれど、ひとまず明日、今年の仕事が全部片づいたら時間をつくって書きたいと思う。
ということで、最近ぼくの元にやってきた新入りのカメラでも紹介してお茶を濁そうかと……。

なんと、LAZY CAMERAはじまって以来のCONTAX。
というか、はじまるどころか人生初CONTAX、初ツァイスなのだ。

ライカに足を踏み入れた人間としては、なんとなくライバル的な感じがして敬遠してきたツァイス(いつの時代ですかって感じだけど)。そうはいっても造ってるのは京セラなわけで、れっきとした国産カメラだ。
CONTAXの一眼レフはあまり興味がなかったけど、コンパクトでは、T、T2、T3なんかは今まで何度となく欲しくなってはあきらめていたカメラだった。
が、ここへきてTVS。しかも、IもIIも通り越してIIIが手元にやってきた。
やってきた経緯は省略させていただくとして、ともかく大事に使わせてもらおうと思っている。

あまりモノクロ向きという感じでもないので、カラーポジでも入れて撮ってみるのもいいんじゃないかと思う。販売中止で話題(?)のコダクロームなんか似合いそうだ。
ぼくはずっとモノクロだったのでコダクロームを使ったことがない。この機会に歴史的フィルムを堪能するのも悪くないし、そそういう点ではTVSはうってつけのカメラじゃないかと思う。

しばらくカバンの中のサブカメラはTVS IIIに決定。
それにしても、このところ、ほんと銀塩回帰してるなぁって思う。
そのわりにはカメラさわってるだけで、写真あんまり撮ってないのだけど。

タワー

NTTの鉄塔。
夕日を浴びてものすごい色になっていた。




OLYMPUS E-1 / 14-54mm F2.8-3.5 / Apertureで書き出し

空の色に関しては、E-1とApertureの相性はあまり良くなくて、やはりCapture Oneのほうが思い通りの色になる。
けど、横着をしてApretureのデフォルト設定で書き出してみた。
ソニー色というか、ニコンなんかだとこんな感じになるんじゃないかと思う(R-D1も)。内原康彦とかもこんな色のイメージがある。ま、ただ単に色温度が低い時間帯に5300K固定で撮ったらこんな色になるわけだけど。

守山生活もいちおう今日で終りということになっているのだけど、気に入ってしまったのでしばらく続けるかもしれない。
でも、ネット難民な生活はつらいところなのだけど。

ローライフレックスの恥ずかしい話

昨日、寝る前にふと思いついて防湿庫(というほど立派なものではなくて防湿ボックス)からローライを引っ張り出した。
持ってることさえすっかり忘れていたほどだったけど、姿を見るとやはりいとおしいカメラだなぁと思った。

すでに3時をまわっていたのにローライをさわり出したら止まらなくなって、それから30分くらいピントを合わせてみたり、からシャッターを切ったり……。しばし時間を忘れて遊んでしまった。

ぼくのローライは3.5Fだ。しかも、レンズはクセノタール。
基本的に、王道より少し外れたところが好きだから、2.8Fではなく3.5F、プラナーではなくクセノタール……というのは表向きの理由で本当のところはそっちの方が安かったというほうが大きい。

それはともかく、久々に、たぶん半年ぶりくらいにローライをさったわけだけど、しばらくして、フィルムも入っていないし裏蓋を開けてみようと思ったら、お恥ずかしいことに開け方がわからない。念のために付け加えておくけれど、ぼくはいままでに何十本とこのローライで写真を撮ってきた。多少お酒が入っていたとはいえ、自分でも驚いてしまった。
そして、15分くらい格闘したのち、やっと開いた。あ、そういえば、そりゃそうよねぇって感じ。

なんとも情けない……。

そんなわけで、いかにぼくがローライに愛着がないかがよくおわかりいただけたと思う(ほんとはそんなつもりはさらさらなくてむしろ好きなカメラなのだけど)。
でも、せっかくだから久しぶりにフィルムを詰めて、しばらく撮ってみるのもいいんじゃないかなぁなんて思っている。

IROOAを入手




むしゃくしゃして買った。
ライカアクセサリーならなんでもよかった。
いまは反省している。

と、最近お決まりのパターンだけど、またフードを買ってしまった。

「IROOA」というのはライカアクセサリーの型番で、12504とか12585とかいうふうに数字になる以前は、たいていのアクセサリーはアルファベットの型番がついていた。

実はぼくは、IROOAよりひとつ前のITDOOと呼ばれるシングルフックのフードを持っている。ズマロン 2.8を買ったときに一緒に手に入れたものだ。ITDOOは逆さ付けするときのために内側にベルベットが貼ってある非常に凝った造りのフードで、取り付け部分のクロームメッキが細くよりレトロな印象だ。このフードは、程度がよく3万円もした。その後ズミクロン初代を手に入れてからはそっちにつけることが多くなって、いまはズミクロンごと後輩に譲ってしまった。フードはいちおう貸しているということになっているはずだけど……。

一方、今回手に入れたIROOAは、誰もが一度は憧れる美しい造形のフード。取り付け部分がダブルフックになっていて幅の広いクロームメッキとフードの黒とのバランスが美しい。沈胴や固定鏡胴のズミクロン50mm、8枚玉の初代ズミクロン35mmや2.8 ズマロンにぴったりのデザインだ。
ぼくの場合は、ITDOOもあることだし、あまりにメジャーで王道なために縁はないだろうと思っていたのだけれど、あまりの安さにつられてつい買ってしまった。気になるお値段は14,800円。それなりに使用感はあるけど、程度と値段を考えるとかなり安いんじゃないかと思う(ま、感覚が麻痺してるとは思うけど)。

このところズマロンには12504をつけていたけど、IROOAに変えることで逆光にもちょっとは強くなるんじゃないかと思う。レンズの外観が8枚玉ズミクロンとそっくりなので、多少成金っぽい感じのいやらしさがあることは否めないけれど。

さて、小物で物欲を満たしたところで、年内の買物はこれで打ち止めにしておこうかと思う。

K10Dがほしい


K10Dがほしい、K10Dがほしい、K10Dがほしい。

K10Dがほしい、K10Dがほしい、K10Dがほしい。

K10Dがほしい、K10Dがほしい、K10Dがほしい。

と3回 x 3行言ってみるテスト。

スガシカオ「June」のPVに登場するカメラ

こういうの掲載するのってまずいかなぁ。

昨日、スガシカオの「June」という曲のPVを見た。
ドラマ仕立てになっていて、玉山鉄二と長谷部瞳が出演している。写真家を夢見た玉山鉄二が上京して1年で挫折したけれど、故郷に残した恋人にはうその手紙を書いて、やがて手紙のやり取りもなくなっていくのだけど、5年後に彼女から結婚式の招待状が届く……というようなストーリー(思いっきり端折ってるけど)。

で、その中で玉山鉄二が古いレンズシャッターの35mmカメラを使っている。ストーリーから察するに彼女からプレゼントされたものらしい。
気になって調べてみたのだけれど、どこのなんと言うカメラなのかなかなかわからない。
戦後すぐくらいにこの手の35mm判カメラは腐るほどたくさん出ていたようだし、もともとあまり興味のないたぐいのカメラなのでぱっと見てこれだという区別がつかない。
なんとなく思い当たるのは、コニカ IIあるいはIII、オリンパス 35シリーズ、アイレス 35シリーズ、マミヤ 35シリーズくらい。名前に35がつくのは、主流が中判フィルムから35mm判に変わってすぐの頃だったからだろう。

いろんなサイトを見てみたけど、これといった手がかりはなかった。それで、今度はカメラ雑誌の中古カメラ屋の広告のコーナーとか、古いカメラの特集を片っ端から見ていくこと30分。
ミノルタ スカイの記事を発見。あ、そういえば、ミノルタもこういうカメラつくっていたはずだと思ってコニカミノルタのサイトを見たら、それらしきカメラが見つかった。

上記サイトにのっているのはA-2というカメラだけど、この前にAというのが存在するようだ。Aのほうは写真がないのでなんとも言えないけど、A-2の写真を見る限り、距離計部分の横に大きな窓といい、レンズ周りのデザインといい、このAシリーズで間違いなさそうだ。

カメラが特定できたところでこれといった喜びもないのだけど、問題は、なんでこのPVのディレクターはよりによってマイナーな(失礼!)ミノルタ A-2を選んだのかというところ。
いかにもという感じでFM2とかいった一眼レフじゃないのは好感が持てるけど、レンジファインダー型にしても他に選択肢があったんじゃないかと。
ニコンやライカはあまりに王道だから外すのはよしとして(しかも駆け出しなのにSPとかM型持ってたらやりすぎだし)、たとえば他にキヤノンのLマウントカメラあたりでもよかったんじゃないか。P(ポピュレール)とか似合いそうだし。

こういうのって案外スタッフの持ち物でありあわせだったりするような気もするけど、実際のところどうなんでしょ? なんか意図とかあるのかなぁ。

* * *

ところで、先週の水曜日、びわ湖ホールのスガシカオのライブに行ってきた。
ブログで行く人募集したけど、当然のことながら応募はなくて後輩と男2人で行ってきましたよ。

案の定、会場は7割くらいが女性。
プレリザーブでチケットを取ったので席は前から5列目だった。ほんとに目の前にスガシカオがいるわけで……。
前のほうは熱狂的なファンがいっぱいで、いまいちノリについていけないし、できることならうしろのほうの席でまったり見たかったなぁというのが本音だけど。

内容はというと、スガシカオは歌も上手くて(デビューしてすぐの頃にライブに行ったときはあんまりだった記憶がある)、Family Sugarの演奏も上手くて、非常に満足だった。
曲順をちゃんと覚えておこうと思っていたけど、すっかり忘れてしまった。新しいアルバムの曲は全部やったんじゃないかと思う。その他には、「サナギ」「ぼくたちの日々」「あまい果実」「ミートソース」「このところちょっと」「夜空ノムコウ」「ストーリー」「Sweet Baby」「アシンメトリー」っていうところ。

来年2月にはデビュー10周年で大坂城ホールに来るらしい。

それにしても、あれで40歳っていうんだからすごいよなぁと思う。
歳とってますますよくなったんじゃないかと。

Ads by Google