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普通の桜

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / NEOPAN 100 ACROS

先日夜桜を見に行ったときの1枚。この日は夜桜を撮るのがメインだったけど、まだ暗くなる前にかろうじて撮った。

お堀沿いに植えられている普通の桜だ。
淡墨桜を見に行って以来、普通の桜——つまりソメイヨシノにあまり感動できなくなってしまった。
やはり、エドヒガンなどの樹齢が千年を超すような巨木は貫録が違う。

大きなカメラを使うようになって、巨木が気になるようになった。
来年は、さらに他の三大桜も見に行きたいところだけれど、淡墨桜がいまいちのできだったのでリベンジを果たすのが先かとも思っている。

まあ、来年まで大判熱が冷めなければの話だけれど。

近接撮影はなかなか

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / NEOPAN 100 ACROS

35mm判換算で36mm相当という準広角ののエクター127mmだけど、蛇腹を伸ばせばかなり近接撮影も可能。
こういう写真だと、周辺部はごまかしが効くし、近接しているぶんイメージサークルにも余裕ができて写りもなかなかいいんじゃないかと思う。

さて、アオリの練習と思って撮ってみたけれど、そもそもスーパーグラフィックでアオリを使おうと思うのが間違いなんじゃないかというくらい使いにくい。おまけ程度と思っておいたほうがよさそうだ。

そうなると、しっかりアオれるカメラがほしくなるところだけれど、まずはこのカメラで大判の手順をしっかり身につけてから……。

淡墨桜

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / NEOPAN 100 ACROS



Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / NEOPAN 100 ACROS


4月6日の大判本格デビュー戦、岐阜県本巣市根尾の淡墨桜の写真。

どちらも4:3でトリミング。ノートリミングではとてもじゃないけどお見せできないくらいのひどいフレーミングなうえ、縦位置のほうは光線引きで下から1センチほどかぶってしまっているし……。大判恐るべし。
いままでノートリミング至上主義だったけれど、あっけなく宗旨替え。こりゃ慣れるまでトリミングしまくりの予感。ついでに縦位置の時でアオるとイメージサークルは足りなくなるわ、光線引きするわで注意が必要。

それにしても、トリミングしても十分に余裕のある大判ってすごい。

* * *

ところで、この写真を画像処理するにあたって、Aperture2.1で新しく搭載された「焼き込み・覆い焼きツール」を使ってみた。
基本的には、いったん現像したものを外部エディタで編集するかわりに内蔵のツールを使うという仕組みのようで、これだとPhotoshopに渡すのとまったく変わりない。さらに、Photoshopの焼き込み・覆い焼きツールのほうが細かい設定が可能なわけで、これではまったく意味がない。Photoshopを持っていない人向けか。
「調整」項目の中に完全に組み込まれるのが理想的だけど、このぶんだとあまり期待できそうにない。
というわけで、けっきょくPhotoshopを使った。

いつか、Apertureだけで、スキャン後の処理が全部可能になる日が来るといいのだけど。

夜桜

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

土曜日の夕方、スーパーグラフィックを担いで彦根城の夜桜見物に。
4x5のモノクロ4カットとR-D1でスナップ。
大判カメラの操作にだいぶ慣れてきて、1カット撮るのにあまり手間どらなくてすむようになった。

撮影終了後、1本500円の缶ビールと1カップ500円の唐揚げを買ってちょっと花見をして帰ってきた。
それにしても、ああいう観光地プライスってげんなりする。
来年は計画的にあらかじめ食料を買い込んでから行きたいところ。

雨の日の桜

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2


今日もせっせと桜。
昨日今日の雨で散ってしまうかと思っていたけれど、けっこう健在。

ところで、先週末に撮った4x5フィルムが未だに現像できない。
さらに、ポジも現像に出していない……。

それよりも、スーパーアンギュロンが欲しくてたまらない。
イメージサークルの大きな135mmあたりも欲しいし(エクターはイメージサークルが小さい)、さらに、テレタイプの望遠も欲しい。
というか、すっかりテヒニカに魅了されてしまって……。

大判の世界って楽しいよなぁって、全然桜の話題からそれてしまったけれど。

本日の桜

R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

今日は早起きしてスーパーグラフィックで桜を取りに行こうと思っていたのだけれど、いつも通りの時間に起きてしまったので、通勤途中にR-D1sで。

彦根の桜はちょうどいまが満開。
散ってしまうまでに一度はスーパーグラフィックで出動したいところ。

4x5ポジ 習作

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / RDP III

先日、ちょうど撮影する機会があったので、便乗してスーパーグラフィックも出動させてみた。はじめての4x5ポジ。

入射光式のスタジオデラックスとE-1を参考に露出を決定したけどやはりアンダーだった。なるほど、大判でポジをやろうと思うとスポット測光の露出計が欲しくなる。
それから相反則不軌の影響もあるのか?

さらに、ピント。
絞り込んで被写界深度を稼ぎたいところだけど、風でのれんがばたばたしてるのでできれば早いシャッタースピードで撮りたい。でもそうすると建物がぼけてしまう……。というわけで、はったりでスウィングを使ってみた。
シャインフリュークの法則がよくわかっていなくて、やみくもに前枠を振ってみたのだけれど、なんだか微妙なピントになってしまった。上の屋根の部分がやけにぼけてしまっている。
家に帰って復習して、なんとなくコツはつかめたような気がするが、まだまだ道のりは長い。

ともあれ、建物の垂直がびしっと出るというのは気持ちがいいものだ。
建築写真にはまるっていうのも悪くないなぁなんて思ってみたり。

ラージフォーマット!

2週間ほど前くらいから、急に大判に興味が湧いてきて、いつものことながらいても立ってもいられなくなって、ネットやら本やらでいろいろ調べてみた。
いままで大きなフィルムといえばブローニーが精一杯。4x5以上は未知の世界だっただけに、調べだしたらおもしろくて、この2週間で大判に必要なものをひと通り揃えてしまった。
カメラ本体はもちろんのこと、シートフィルムホルダー、ポラホルダー、ピントルーペなどなど。それから、フィルムとフィルム現像後の乾燥用クリップも。

そして、満を持して迎えた今日、ついに人生初の4x5で写真を撮った。
昨日ヨドバシから届いたフィルムを恐る恐るダークバックの中でホルダーに装填し、とりあえず2カット分を用意。それからあらかじめフィルム現像の準備をしておいて、さっそく試し撮りに出かけてきた。

どんなのが撮れたかというと……。

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / ACROS

Super GRAPHIC / Ektar 127mm F4.7 / ACROS

上下左右逆さまのファインダーで、いまいちフレーミングがよろしくない。それから、1枚目は画面左側のピントが甘いようだ。
ついでに、フィルムにはけっこう傷が入っていた。これはおそらくホルダーに装填するときのものと思われる。

ちなみにフィルム現像は、手持ちの道具でできることから、ロールフィルム用のステンレスのタンクに2枚を向かい合わせて入る方法。この方法は、一度に2枚しか現像できないけれど、少量を処理するにはちょうどいいようだ。はじめてのわりには現像ムラもなくうまいこといったのではないかと思う。

それにしても、できあがったネガは恐ろしいまでの情報量。木の枝の細かい部分まで全部写っている。
F-3200で1600dpiでスキャンして約7000x6000ピクセル、デジカメの画素数で言うと4200万画素。そりゃあすごいはずだ。

カメラについては、のちほどあらためて詳しく書こうと思うけれど、グラフレックスのスーパーグラフィックで、レンズはコダックのエクター127mm F4.7 。
まさか、自分がスピグラ(厳密にはスピグラではないのだけど)を買うことになろうとは思ってもみなかったのだけど、そのあたりのことはカメラ編で。

というわけで、しばらくの間、大判で彦根の町を撮っていこうと思っている。

ファブリーズのCMにパンダが登場



まだ実際に見たことはないのだけれど、ファブリーズのCMにベージュのパンダが登場しているようだ。Pandagraphy経由で知った。
このファブリーズのCMシリーズってなかなかおもしろい設定だ。

このパンダ、色がベージュってところがなかなかよい。
うちのパンダも、あと5年くらい乗ったら違う色に塗り替えようかなぁなんて思ってしまう。白とかベージュとかのソリッドカラーにしたい。

それにしても、パンダ故障しやすい車の代名詞的に使われてるのってどうなのか。
まあ、愛嬌があってぴったりなんだろうけど。

岐阜へお出かけ


R-D1s / M-Rokkor 40mm F2

土曜日にパンダに乗ってふらりと岐阜へ行ってきた。詳しいことはこちらのミラー(?)サイトで。

久々にR-D1sとGR DIGITALという我がフル装備で挑んだのだけど(といってもこの2台は普段から必ずカバンの中に入っている)、けっきょく撮ったのはありきたりな見晴らしのいいところからの風景だけ。
それはともかく、R-D1sにM-Rokkor 40mmを装着した換算60mmに慣れてきて、よっぽどのことがなければこの画角だけで不自由なく撮れる感じだ。

厳密に比べたことがないのでよくわからないけれど、感覚としては銀塩ライカに50mmをつけているのと大差ない。R-D1sのブライトフレームは非常にあいまい(というか視野率が低い)なので35mmのフレーム(換算53mm)で40mmのレンズがちょうどいいというあたりもミソかもしれない。というか、写る範囲は別として、ファインダーフレームとしては50mm相当のものを見ているのだから当然といえば当然なのだけど。

というわけで、サイズ的にもデザイン的にもR-D1sにジャストフィットなM-Rokkor 40mmだけど、上の写真でもわかる通りけっこう簡単にゴーストが発生する。逆光のときにはフレアによってコントラストも落ちる。
まあ、格好重視で12504フードを付けているのも原因のひとつだろうけど、もう少し逆光に強ければ常用レンズとしては文句のないところ。

* * *

岐阜の写真を数枚ギャラリーにアップしたのでぜひどうぞ。

実は上記フォトログのコーナーにたまに思い出したようにぽつりぽつりと写真をアップしているので、おひまなときにご覧いただけたら幸いです。
もう少し整備したら大々的に公開しますが、いまのところは細々とアップしていく予定です。

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