Macの記事

MacBook登場

MacBook

ついに、待望の(?)MacBookが発売された。
毎度ながら発表即発売のAppleのスピード感はすごいなぁと思う。

1280x700の13インチワイドスクリーンでIntel CoreDuo 2GHzを搭載。もうこの時点でPowerBookはかないっこないスペックになっている。しかもこれで159,800円という驚きのプライス。最上位モデルはブラックで、Pismo以来のブラックのノート登場ということになる。ここ数年、すっかり白いコンピュータに慣れてしまったけど、やっぱり黒もいいなぁと思う。

ところで、PowerBookとiBookという名称はこれですっかりなくなってしまうわけだけど、なんかさみしくないですか、MacBookって。
また一世代進んだんだなぁと思うとうれしいような悲しいような。我が家のPowerPC搭載Macは確実に時代遅れになっていくわけで……。

MacでWindowが起動可能に

Boot Camp

歴史的な大事件。
Intel MacでWindows XPが機動可能になるソフト「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータを、アップルが配布しはじめたらしい。しかも、この機能は次期OS「Leopard」に搭載されるということだ。

仕事柄、平行して使うことの方が多いのでVirtual PCのほうが使いでがあるような気がするけど、Webのちょっとした作業をWindowsでっていうのにはいいかもしれない。

それにしても、Windows起動の可能性を否定していなかったアップルがまさか自らこういう仕組みを組み込んでくるとは思わなかった。

これで爆発的に普及したりするのかなぁ。

Apertureのライブラリをダイエットする

Aperture導入から2ヶ月ほど経とうとしているのだけれど、ようやく本格運用できるようになってきた。一度使えるようになってしまうと英語版であることは全然気にならず、むしろ表示がシンプルで英語版のままでもいいんじゃないかというくらい慣れた。

今まで撮影した写真もほぼ取り込み終わったので、あとはそれぞれにキーワードやキャプションなどを付けていってより検索しやすくしていくだけだ。
現在のところプロジェクトが96で写真が17,000枚。ライブラリの容量は130GBに達しようとしている。

このままため込んでいくとハードディスクがいくらあっても足りないし、かといってライブラリを分けてしまうと検索面で不便になってしまう。
困ったなぁと思っていたところで、ふといい解決策を思いついた。

Apertureは、AdobeのDNGフォーマットをサポートしている。ということは、オリンパスのRAWファイルORFをDNGコンバータで可逆圧縮して変換してみたら軽くなるのではないか?
さっそくDNGに変換してApertureに読み込んでみると、ORFとまったく同じパラメータを保持したまま読み込むことができた。
これで、今後撮影した画像はいったんDNGコンバータで変換して、その後Apertureで読み込めばORFの半分の容量で済むということになる。

しかし、問題なのはこれまでに読み込んだ130GBのORFである。
もちろん、読み込んだのとは別にORFの状態のままでバックアップはしてあるので、もう一度すべての画像をDNG変換して読み込み直せばダイエットは可能である。ただ、それには膨大な時間がかかるし、いままで時間をかけて取り込んだのがすべて水の泡となってしまう。そんなことをしている場合じゃない。

そこで、さらに考えてたどりついたのが、これから紹介する方法。Tigerだからこそできる驚異的な裏技(?)をご紹介しよう(なんだかテレホンショッピング系の口調ですが……)。

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「々」はなんと読むのか?

「々」を書きたいときに、みなさんはなんて入力していますか?
ぼくはいままで「野々村」って書いて前後を削っていたのだけれど、友達は「佐々木」って書いて前後を削ってるそうで……。
みんな似たようなことをしてるというわけか。

詳しく調べてみたら、「々」は「おどり字」という記号の一種で正確には漢字ではないらしい。
どうりで手書き検索をしても字が出てこないわけだ。

では、なんと入力すれば「々」が出てくるのか……。
実は、ほとんどのIM(変換ソフト)では「どう」で変換できるようだ。ぼくの使ってるEGBRIDGEで試してみたところ、「くりかえし」でも変換可能なことがわかった。
きっと他にも変換方法がありそうだ(「きごう」でもできるみたいですね)。

ことえりの場合はちょっと違ってて、「どう」では変換できず、かわりに「じおくり」で変換できるようだ。でも、そういうのっていったい誰が見つけるのか……。

ちなみに、ATOKは個人的に好きではないので調べてません。あしからず。


下記リンク先に詳しい説明が載っています。

egbridge Universal

ところで、入力ソフトの話ついでに、EGBRIGEがバージョンアップしてegbridge Universalという名前になるそうな。ロゴも大文字から小文字にかわって、ユニバーサルバイナリ化される模様。3月24日発売で、すでに今日から体験版が提供されている。
ぼくはOS 9のときからのEGBRIGEファンで毎回必ずバージョンアップしてきた。EGBRIDGEはマイナーながらかゆいところに手が届く入力ソフトで、ダサかった外観その他もOS X版になってからはかなり改善されてきている(サイトもかっこよくなった)。
今回のバージョンアップはかなりの機能強化が図られているようで非常に楽しみ。さっそく体験版を入れてみようかと思っている。

OS Xになってからことえりもかなり賢くなったみたいだけど、それでも物足りないって人はぜひお試しあれ。

備忘録もろもろ

アクティビティモニタが起動しないとき……

ターミナルで、


sudo chmod u+s “/Applications/Utilities/Activity Monitor.app/Contents/Resources/pmTool”

それでもダメなときは、ディスクユーティリティで「ディスクのアクセス権を修復」を実行。

いままで、なんどとなくアクティビティモニタが起動不能になっていたけど、毎回対処法を忘れてしまってネットで検索していたので、ここに書いておきます。
普通は、アクセス権の修復だけで回復するんじゃないかと。


それにしても、ものすごい数のアクセス権のエラーが出てびっくりした。
いろんなものを詰め込みすぎなんじゃないかと。

TigerにはStuffItがインストールされていない

Pantherまで標準でプリインストールされていたStuffIt ExpanderがTigerには付属していない模様。

アプグレードでTigerをインストールしたあとに、「.sit」などと解凍しようとすると、StuffItを再インストールしてくださいみたいなダイアログが出る。
しょうがないなぁと思いながらact2のサイトから最新版をダウンロードするのだけれど、そのインストーラ自体がsit形式なので解凍できないという罠にはまってしまう。
で、サイトをよく観察してみると、Tigerをお使いの方は英語版のdmg形式をお使いくださいといういうことになっているらしい(いまは普通にdmgで提供されているようです)。

それにしても、どうしてAppleはStuffItのバンドルをやめてしまったのか?
たしかに最近配布されているものは圧倒的にdmg(ディスクイメージ)形式のものが多いけど、それにしても、StuffItがないと不便でしょう……。

ということで、StuffIt Expanderのリンクを。

デフラグ

OS Xってデフラグする必要ないっていう話だったのだけど、最近よくPhotoshopが落ちるし、ちょっと試してみようと思って、「iDefrag」というソフトを買ってみた。

ちなみにAppleはデフラグの必要はないと公言している。

それでも、最適化することでパフォーマンスもかなり上がる(というか、インストール当初のときくらい回復する)という話も聞くので、やってみてもいいんじゃないかと。

ということで、デフラグのソフトを探してみた。
ぼくは基本的にNortonをあまり信用していないし、OS Xになってからのサポートもあんまりみたいなので、除外。
ほかにディスクユーティリティソフトというと、「TechTool Pro」とか「Disk Warrior」とかなんだけど、どれも総合メンテナンスツールでけっこうなお値段がする。
で、いろいろ探してデフラグに特化したこのソフトを見つけた。安い上に高機能でなかなかよさげ。

さっそく、G5をターゲットディスクモードで起動してPowerBookからデフラグを開始。
で、いま2時間くらい経つのだけれど、まだ半分も終わっていない様子。
やっぱりこういうのって、帰る前とかに開始して一晩中動かしておくみたいな使い方じゃないと時間がもったいないですね。

デフラグの成果はまたのちほど。

さて、12時間後……

一晩中続けていまやっと半分くらい。まさか、こんなに気骨の折れる作業だとは思わなかった。というわけで、一時中断して続きはまた今晩……。

Mac版IEの提供終了

本日1月31日をもってMac版Internet Explorerの提供が終了するらしい。
マイクロソフトのサイトには、


今後は Apple 社の Safari 等の最新の Web ブラウザをお使いいただくことをお奨めします。

なんてことまで書かれていて、とってもいい気分。
CSSをきちんと解釈しないブラウザがこの世から姿を消していくというのはたいへん喜ばしいし、時代の流れ的にも当然のことだろう。
いまだに大手サイトなんかでも推奨環境としてMac版Internet Explorerとかいってるところもあるけど、どうするんでしょうねぇ。

提供は今日までなので、過去の歴史的遺産(?)を保存しておきたい人はぜひダウンロードを。今後使うことはまずないだろうけど。

ちょっと前に、.mac blogで「最新のブラウザをお使いですか」っていうエントリーがあったけど、これって、時期的にもMac版IEに対する勝利宣言のようにも聞こえるのは気のせいか。

Mac版IE終了関連のリンク

RADEON 9800 PROを導入

RADEON 9800 PRO

仕事で使ってるG5のビデオカードをRADEON 9800 PROに替えた。
最初に入っていたnVIDIA GeForce FX 5200ではApertureのシステム最小構成に満たなかったので、ここはひとつ思いきって上級のカードを買うことにした。

RADEON 9800 PROはAGPのカードの中ではかなり上の方らしく(もっともいまではPCI Expressスロットになってしまったので過去の遺産という感じは否めない)、ビデオメモリも256MBある。FX 5200は64MBだったから、なんと4倍ものメモリを積んでるということで期待大。

しかし、MacのビデオカードはWindowの3世代遅れくらいなので、Windowsの人からしたら9800 PROも古いカードということになる。カード自体は2003年のモデルだったりする。
さらに、そのくせ考えられないくらいに高い。
ま、そのあたりはマーケットが小さいMacなので仕方がないとは思うけど。

で、さっそく届いた箱を開けてみると、どうも中身が違う。
ADC(昔のシネマディスプレイの端子)とDVIがついているモデルを買ったつもりだったのだけど、届いたのはDVIとVGAとS端子がついているモデルだった。
すぐに買ったお店に電話で問い合わせたのだけど、「掲載している写真が間違いでした」とのこと。すみませんの一言もない。
おそらく、最近のAppleのディスプレイがDVIになったためにADC版はなくなってDVI版が流通してるんじゃないかと思う。
それにしても、ちょっと腑に落ちないなぁと思ったけど、返品するのも面倒だし、ADC版が手に入るかも怪しいのでそのまま使うことにした。
幸いDVI-ADCアダプタをもっているので、DVIしかなくても古いシネマディスプレイに接続できる。

さてさて、RADEON 9800 PROの実力はというと……。
Xbench(ベンチマークソフト)で計測してみたところ、なんと前よりも低いスコアが出た。
せっかく高いお金出して増強したのにちょっと悲しい。
でも、スコアこそ低いけど、体感的には若干早くなったような気もする。普通にアプリケーションを使うぶんにはそんなに変わったような感じはしないけれど、OSが起動するのがけっこう早くなった。
あとは、TigerをインストールしたときにCoreImageの恩恵がどれくらいあるかが見どころというところか。

これでApertureを導入する準備は完了。あとはTigerをインストールするのみ。

Apertureが届いた

Apple Aperture

今日ついに、念願のApertureが届いた。
今月14日に注文して、そのときに発送が3〜4週となっていたから予定よりも結構早く届いたということになる。

さっそくインストールしてみたけど、英語版のためになにがなんだかさっぱりわからない。これから数日間、英語マニュアルとの格闘の予感。
仕事で使ってるG5のほうは、いまだにPantherな上にビデオカードが要件を満たしていないのでしばらくは使うことができない。

ぱっと使ってみた感じでは、とりあえずこのソフトは最低でも20インチ以上のモニタじゃないと快適に使えそうにない感じだった。加えて、PowerBookでは力不足で動作がかなりもたつく。
評判では現像の品質もあんまりみたいなことを聞くし、しばらくの間は騙し騙し使うとして次期バージョンアップに期待というとこか。

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